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[モバイル&サウンド73]〜パワー・コードはワン・フォームで全コード OK!?
今回の[モバイル&サウンド]は、ロック・ギターの代名詞的!?な「パワー・コード」の続き。
メジャー/マイナー/パワー・コードの響きはサンプルのように。。。こういう感じで、「明るい/暗い/硬質な」。。。といったところ。
この「硬質」なフィールのパワー・コードに歪んだサウンド・テイストを加えると、より「ロック」する。。。
メジャーもマイナーも最低2音
まずは復習で。。。「パワー・コード」はCのコードだと。。。基本3和音のうち、真ん中の音を省いた「CG/ドソ」だけを鳴らすので、メジャー(オール青)もマイナー(真ん中が赤)も同じ音になる。鍵盤は、下のショット。
![](https://assets.st-note.com/img/1700715403163-tzBIqJ6cg7.jpg?width=1200)
ギターの場合、Cのパワー・コードの基本フォームは。。。下のGarageBandのショットのように。。。青のポジション(5弦C/4弦G)で、3弦C(黄)を加えたフォームもあるし、縦並びのGC(青+黄)ってのもある。
![](https://assets.st-note.com/img/1700715890371-COS2CdKAEm.jpg?width=1200)
最小で鳴らすなら。。。2音になる。ミュートを丁寧に適切にすれば、指2本で青のフォームのコードを鳴らせるってことになる。
指の腹で縦2音を押さえるってスタイルもあるので、GC(青+黄)の音で鳴らすなら。。。1本の指で押さえることも可能。ディープ・パープルのスモーク・オン・ザ・ウォーターやガンズのユー・クッド・ビー・マインとかは、そういう弾き方の方がスムーズにフレーズを鳴らせる、
もう一つ復習すると。。。CDEFGABC(ドレミファソラシド)は、基本2ポジ、 EF/BCは1ポジ移動。
なので、ギターで。。。解放弦も使った5/6弦でのEFGABCD(ミファソラシドレ)は、白と青のポジションになるんだけど。。。このポジションはコードのルート(基本)ポジションになる。
メジャーもマイナーもワン・フォーム
5/6弦の音をルート(基本)にした2音の「パワー・コード」は、CDEFGABC(ドレミファソラシド)の単音のポジションを基本に作ればいい。つまり。。。
・ワン・フォームで、横方向か縦方向にずらす
ってことなので、例えば、下のGarageBandのショットのように。。。青のポジションをナット側に一つずらせばB(赤)、6弦側にずらせばG(緑)のパワー・コードになる。
![](https://assets.st-note.com/img/1700723181549-ITarJlap03.jpg?width=1200)
もちろん、ショットで示した以外の。。。よりハイ・フレットの5/6弦のポジションもあるし、3弦まで利用して、青黄の縦2音を移動させるパワー・コードもある。
どのポジションを選ぶかってのは。。。コード・チェンジのスムーズさや低音の強調度。。。等から考える。
エレキギターの教則本を見ると、このパワー・コードは早い段階で出てくる。興味を惹かれたRickeyさんの教則本だと、基本3和音よりも先にこのパワー・コードを取り上げている。
いくつものコード・フォームを覚える必要がないシンプルさと押さえるフォームの難易度から、そういう順番になっているって考えられる。
ロック系の曲なら、このスタイルでイケる曲も多い。
或いはギター系のシンガー・ソングライターの曲も、パワー・コードなテイストでなら弾ける!?。。。みたいな。。。
つまり。。。シンプルなコードを使った曲なら。。。
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