DTM入門準備編(10)-エアドラムでBABYMETALに挑戦!
「DTM入門準備編」の5回目でGarageBand使ってフィンガー・ドラムに触ってみるってのをやりましたが、今回は「エアドラムに挑戦!」です。
フィンガー・ドラムだと、キーボードで打ち込むスキルの向上には役立ちますが、指先だけの感覚になってしまいがちなので、もっと「体でリズムを感じる」っていうこともした方がイイ。それにはエアドラムはうってつけ。楽しみながら感覚を身につけられる。
「完コピ」じゃなくたってイイのです。基本を押さえましょう。
レッツ・トライ!
今回はBABYMETALの「ギミチョコ!」に挑戦。まずは、YouTubeからドラムカバー 動画を探してフレーズを探る。色々な人が叩いてますが、このインドネシアのコが目に留まったので、彼女を先生にして学びながら、実際に手足を使ってエアで叩いてみよう。完コピする必要はなくて、各パーツの基本的な叩き方が理解出来ればOK。
一聴すると、速すぎて、「んん?!」ってなるけど、よーく見て聞いてみれば、Aメロ的なところは、スネアとキックを交互にタト!タト!タト!タト!ってひたすらやってて(時々ダダダって両足使ってキックってのが入る)、間にシンバルをジャーンって感じ。
ハイハットは、左足でペダルを踏んだ「チチチチ」じゃなくて、踏まないで「しゃん!しゃん!」って、うるさく?!鳴ってる。そう、ハイハットはペダルを使って開いたり閉じたりして、鳴りを調節。この開き加減でパワフルさが変わってくる。
後半の方のサビは「ドンパっドットパっ」のキックとスネアにプラスして、右手で左右センターのシンバルをシャン!シャン!鳴らしながら間にハイハットを挟むみたいなことをやってる。
このドラムセットはメタル!?系のイッパイパーツを並べてるセッティングなので、ハイハットがもう一つセットされてたり、小さいシンバルとかも色々並んでたりするけど、ここでは「こーゆーセッティングもあるんだな」ぐらいの感想でOK。
両手両足でエアを同時にやるのは流石に難しいけど、両手だけ、キックだけ、スネアだけ、って分ければ、自分なりにドラムのフレーズの各構成が見えてくるので、それだけでもかなりの収穫になる。そうすると、DTMで打ち込むときや曲のリズムやフレーズを考えるのにとても役に立つはず。
こういう速い曲は、いきなりオリジナル・スピードじゃなくて、GarageBandのメトロノームとテンポ調節を使って、超スローなところから段々テンポを上げていけば、感覚も徐々に慣れてくる。
リアルなドラマーの場合は、メソッド的な練習方法があったりすると思いますけど、「DTMer的な、ドラマーじゃないけどドラムのフレーズは必要って人」には「フレーズの理解とリズムの体感」ってことでエアドラムやってみるってアプローチはありです。
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