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ハッカーと画家<書評>

昨日実家に置いてあった「ハッカーと画家」という本を
持ってきてもらって読んでました。
普通の人は「ハッカー」と聞くと悪いことする人だと
思う人が多いと思うのですが
本当は「優れたプログラマー」のことです。
優れた技術で悪いことをするプログラマーは
「クラッカー」と言います。

この本のタイトルでは「画家」と言ってますが
多分「芸術家」という意味です。
ハッカーと画家って職業は違うんですけど
こだわるところが似てるんです。
例えばダ・ビンチの「モナ・リザ」でも
「ジネヴラ・ベンチの肖像」でも
多分鑑賞者があまり観てない「背景」の描き込みが凄いんです。

 偉大なソフトウェアも、同じように、熱狂的な没頭を必要とする。
 良いソフトウェアの中身を見てみれば
 誰も見ないような箇所でさえ
 美しく作られていることがわかるだろう

プログラムではインデント・改行・
行末の余計なスペースは削除したりとか
美しく整ったプログラムを書くべきなんです。

それからこの本によると

 ハッキングには、絵を描くときと同じように、周期がある。
 ある時は新しいプロジェクトに夢中になって
 1日16時間それをやり続けられる。
 別の時には何にも興味を持てない。

私は6月に今回の仕事を受注するために
寝食を忘れて没頭してしまい
一昨日体重が60.5kgになってたんです。
昨年の4月は70.3kgでした。
徐々に落ちたのではなく6月以降に落ちたんです。
私はまだハッカーの領域には達してませんが
メンタルの面ではハッカーの領域に近づきつつあると思います。

他にも画家とか音楽家は昼はお金を稼ぐために仕事をしてて
夜は「愛のために」趣味の仕事をしてたなどの
エピソードがありました。
私は昼はプログラミング講師の仕事してますけど
夜も趣味のプログラミングに熱中してます。

まあ一般人と比べると私は結構変人です。


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