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夫への"恋"を思い出した朝

毎朝私はモーニングページを書く。
1日1ページ、30〜40分かけて
頭の中に巡る思考をただ書いていく。
いつもは一人、ノートに向かうが
お休みの夫がリビングにやってきた。
集中している私を邪魔しないよう、そっと
隣のテーブルで勉強をし始める。
国家試験前の夫、集中して勉強してる姿を
しっかり見たのは久しぶり☺️

その時にふと思い出した高校時代。
彼を好きになった記憶。

私は人といる時の静寂が少し苦手だ。
「何を考えてるのかな」
「話しかけた方がいいかな」
相手の頭の中を勝手に推測して
オロオロしてしまうのは昔も今も変わらない。
でも何故だか昔から彼にはそれがない。
彼は集中すると周りが殆ど見えなくなる、
じっと私が凝視しても気付かないほど…
彼を纏う「静寂」は、
私にとって「安心」だった。
思考が常に動き回る、
その忙しなさに自ら疲れ切っていた私が
彼といると本当の静寂の中、集中できた。
(そのうちに夫に恋をして、
ある意味集中出来なくなったが)


結婚してずっと生活を共にしているなか、
静寂はいくらでも訪れる。
でもここまでに心地よさを再確認したのは
今朝が久しぶりだった。
私はこの「安心感」を
一生かけて彼から享受できるのか。
そう考えたら幸せで、
とびきりの愛に包まれた。


私自身が本能的に感じ取った、彼の魅力。
私はそれを信じて彼との結婚を果たした。
本当によくやったと自分を褒めてやりたい。

この幸せは当たり前のものじゃない。
しっかり、毎日、噛み締めよう。
そう思えた朝でした。


見つめていると、ようやく気づいて
「何したねぇ〜なんば笑いよっとね」
と笑いかけてきた。

あなたに出会えてよかった。

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