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焦燥感と無力感を飼い慣らす。

今の自分が誰かに与えられることはなんだろう、と考えた。

今の自分はあまりにもちっぽけで、生産性がない。
毎日を私なりに考えて生きているつもりでも、
1日が終わると何もしていない焦燥感に駆られる。
家事もそれなりにしていて、それは同居している夫のためでもある。
働いていて、それは雇用している会社、店舗、共に働くスタッフのためでもある。
でも、なんだか、与えられている実感が湧かない。
今の自分の価値を行動基準で評価してしまっているのだろう。
存在だけで価値があると信じきれていないから、
全ての行動に意味を求めてしまっている。
無意味でも、それが周り回って誰かのためになっているはずだけど。

この焦燥感と無力感に襲われている誰かを救うとしたら
どんな言葉をかけてあげるだろう。
あなたはあなたのまま生きるだけで大丈夫とか、よくある軽薄な言葉になってしまう。
そう思えばいいこともわかってる。
でもそう思えないから苦労しているのだ。

今の私が求めているのは、「どうすればいいか」という答え。
でもその答えを、探しても探しても、きっと納得しないんだろう。
自分で生み出した答えじゃないと。

だからまず今は、この焦燥感と無力感と一緒に生きる方法を選ぶ。
共に生きて、
自分ができると思ったこと、与えられると思った小さなことを積み重ねていくしか
今のちっぽけな私には出来ないんだろうし
逆にこの焦燥感や無力感を完全に失ってしまっても危ない。
だって完璧に与え続けられる人間なんて存在しない。

自分は不完全な生き物。
その事実を受け取って、ありのままの自分を生きていく。

だから、あなたも不完全で当たり前。
もし同じような焦燥感と無力感に苛まれているのなら、
一緒にその感情を飼い慣らして生きていこう。

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