デザインリーダー。目指すのはロックスターか。

日本で美大を目指してるとき、美大に通ってる時も自分は何か特別なことをしてると勘違いしていた。そういう時期もあってもいいのだが、自分がやってることは特別で、周りがわからなくてもいいという思いもしていた。これは大きな間違いで、芸術ではなくデザインである以上、私たちが作るものは機能し人々の生活を豊かにしなくてはいけません。である以上ユーザのことを考え、ユーザー中心のデザインを。。。なんてことは微塵も考えず、ロックスター的なデザイナーのゆうこと聞いてればみんなついてくるとおもっていました。今でも日本ではそういう感じもしないでもない。

今ではロックスターデザイナーはいりません。もちろん心の師匠はいますがやたらと前に出て語るデザイナーはどうなのかと思う時もあります。

Don't lead, serve

を私は心がけています。コビーブライアントの言葉です。私はバスケは興味ないですが、この言葉がなんか刺さりました。私はリーダーではありませんがリーダーになるならこちらのスタイルの方がしっくりします。みんなが働きやすい、声かけやすい環境を作ることががいい仕事をできるように思います。

日本にいたときは意見を求めても「私はデザインのことはわからない」と言われることが多かったように思います。私は日本の社会での就業経験がないのであまり多くは語れませんが、餅は餅屋じゃないですが専門外の人が口を挟まないようなところがあると思います。アメリカではみんな自信満々に意見してきます。最初は舐めんなと思いました。

しかし私の子供の学校生活をみていると実に小さい頃からアートやデザインを日々やっているように思います。そしてみんな褒めます。よく褒めます。全員が一番だっていいんです。写実的にうまいことが大事なわけではないんです。表現の方法は様々で、伝われば良いんでしょうね。伝える、伝わることっていうのが大事なんでしょう。

思い返せば私たちも図画工作の時間から普通に折り紙、プラモ、ラジコンなど多くのクリエイティブな時間を過ごしてきました。なのにいざ職業として選択するとなるとデザイナーはかなり少ないのでは。それは別と思うのはなんででしょう。あまり褒められなかったからか。そんなんで食っていけるのかと思うからか。

アメリカでは普通に気軽に美大に行きます。絵が上手くなくても行きます。どの大学でもデザインやアートを学ぶ機会があります。大学出た後に社会人になって UXになる人もすごくおおいいです。そしてより活躍しています。

長くアメリカにいますが日本人は優秀だなと思うことが多いいです。なのになぜあまり日本人の活躍しているリーダーはいないのでしょう。あまり褒められてこなかったから自信がないんじゃないですかね。英語が苦手だから。アメリカ人の根拠のない自信には見習うところがあります。昨今活躍中のデザイナーには中華系がすごく多いいです。大手ITになるとインド系も含めかなりアジア人多いいです。やはり彼らも自信満々です。私自信よく助けられています。彼らの優秀さに比較するとまだまだアジア系のリーダーは少ないようにも思います。

まだあまり考えが纏まっていない。後日考えよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?