なんで歌うんだっけ

前回の投稿から随分空いてしまった。６月から子供の学校が始まり、慣れるまでの間親もドキドキ。スケジュール管理や持ち物管理など、自分のこと以上に気を使うことが多い。そして仕事も通常営業に戻り、年末並に忙しくなってきた。コロナで自粛、売り上げも減っていたのだが、それを取り返すべく、今だ！第二波が来る前に売り上げなくては！という勢いで、バタバタしている。ということで、６月があっという間に終わった。

仕事。これまでずっと物流の仕事と、音楽の仕事をしてきた。物流は食べるため。音楽は生きがいであり、自分が自分であり続けるために続けてきた。それが、このコロナで、何かもう音楽はいいかなっていう気分になって早数ヶ月。なかなかここから抜け出せずにいる。音楽と言っても、自分が歌うのではなく、コーラス指導や発声指導が主で生徒さんは少ない。ただ、声を出すことは心身を解放する、と信じて、上手く歌うことだけに主眼をおかず、声を出して心を解放することに目的を持ってやってきた。それが世の中に必要だという思いは今もぶれていない。

ただ、この後も感染者が増える予感、そしてコーラス活動も自粛方向という中で、心が折れたというか。オンラインレッスンとか、広い会場で間隔をあけて練習とか、やり方は色々あるしできると思うけど、もはやそこに心が向かないのである。一体それはなんでなのか。。大学で声楽レッスンを受けていたけどそれも休みになり４月５月と歌う気力が減少し、ついにオンラインに移行した６月にはすっかり歌う気力がゼロに。

このまま私の音楽人生を終わらせるのか、はたまたまたえいっと重すぎる腰を持ち上げて再開するのか。なんで歌うんだっけ、というところから思い出さねばいけないほど重症である。