こうしてあなたは眼鏡で老ける日本橋三越編~令和2年2月23日
この度は三越カルチャースクール「こうしてあなたは眼鏡で老ける」にご参加頂き、誠にありがとうございます。拙い講師が、噛みまくりで二時間お話しましたが、僕が一番言いたかったのは、締めの部分です。
「皆様の声が…」という下りですが、日本は眼鏡や眼のケアに関しては国家資格化も実現出来ておらずどちらかと言えば、後進国であるかの様です。国の基盤を下支えする眼のケアに関する法整備は、アフリカを例にだせば、旧宗主国の制度仕組みをそのまま転用します。つまりフランスが眼鏡を国家資格化していれば、その植民地は皆右へ倣えで国家資格化します。
翻り、東アジアを眺めれば、韓国は10年以上も前に眼鏡屋を国家資格化し、台湾は数年前に国家資格化しました。僕らは旧植民地にすら国民の目を守る仕組み構築に関する進捗度合いで後れをとっています。
今多くの企業はグローバル化を標榜し、日本人以外の外国人も積極的に雇用しています。そんな中で、この国民の目を守るべく眼鏡業界が無法状態であるかのように曝されている現状では、日本人の労働生産性は高まらず。そんな状況では決して日本の明るい未来が待っているとは言えないでしょう。
今は日本人と言えば羨望の眼差しで見られるかもしれませんが、いずれ、アジアの国々の方々に
「あ、日本人ね。日本人はすぐに(眼が)疲れたって言うし使えないよね。」
とささやかれる最悪な未来が僕には見えています。どうかそんな未来を作らない為にも、皆様一人一人が気付き、行動に移す必要があります。
それは何でもありであり、自由な参入障壁のない業界から、
眼鏡に限らず国民の健康に直結する業界について多少は規制が必要だろ?
という僕からの提言に対する賛同のご意見が必要なのです。
そしていつか、例えば日本でも眼鏡屋が国家資格化する。
今回のカルチャースクールはそのきっかけになる。何年か経った後にそう思えたら幸せだろうなと思うのです。
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