甲野善紀さんの稽古会に出た
先月も甲野善紀さんの稽古会があったが、向かってる最中に人身事故が起きたことがわかって、鉄道の乗務員やってる人間の経験として、その影響が深夜まであるだろうと考えて行かなかった。残念ながら、その目論見は外れた。運転士が事前に察知したので、めっちゃ遅い速さでぶつかったから影響が小さかったわけだ。察せれる能力ってのはこういうときにも必要だよね。
まずは甲野さんが最近考えてることのシェアだった。
腕を掴まれたときの対処法みたいなやつ。
ただ腕を動かすのではなく、筒状(または球状)のものを持って、それに厳密に合わせて動かすことで相手はその腕の動きに着いていくことができず投げられてしまう。
物が無いときは、シャーペンの芯とか鉛筆の芯くらいの精度で腕を筒状に動かす。すると相手を倒したりすることができる。
あとはみんなそれぞれ。
甲野さんの「重心を落として回る」っていう言葉を聴いてめっちゃ練習する人もいれば、方丈遼雨さんと話したりとか、人それぞれに稽古をしていた。
後屈立ちで立ち、刀(木刀)を綺麗な◯に回すようにすると甲野さんが言うやつをやれる。甲野さんの言うやつは、ジャンプして身体を回転させるわけではない。
あとはやっぱり動作術の中島さんと話した。
走ってて血豆ができた話をした。
右足の血豆の位置が小指寄りになっていて改善が見られているとか、左足は成長がないとか、率直な意見を中島さんから伺った。
あとは、距骨で立つこと。
百均で売ってるミニ麺棒を使って確かめる方法とかを教えて頂いた。
骨を触りまくって脳がわかると、筋肉主導じやなくて骨主導の動きができるようになるらしい。
いつも中島さんが仰るように、結局のところ自分たちの重心の位置とか、きちんと足指の先端が柔らかく地面に接地しているかということが重要で、どうやって身体を動かすかっていうのは二の次ってこと。
骨格通りの動きができれば達人みたいな動きができるかもよ、って話。
百均でミニ麺棒買おうと思いました。