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【薄明の翼】最終回を迎えたので思いの丈を書き散らしていく【ポケモン】

こんにちは、次郎です。

今回は僕が毎回楽しみにしていたポケモンのアニメ作品「薄明の翼」についての感想を述べていきたいと思います。


⚠️ネタバレ多分含みますので、まだ見ていない人は注意してください。



『薄明の翼』とは?


「ガラル地方」で暮らす若者たちの苦悩と葛藤をリアルに描いた
『ポケットモンスター ソード・シールド』の群像劇。
制作は繊細かつ温かみのある映像表現を得意とする、スタジオコロリド。
全世界、全世代に送る本格アニメーション作品。

※公式HPから抜粋

この作品は、YOUTUBEで配信していて、1話10分未満のある一般人(男の子)を主軸とし、各話ごとに主人公が変わるという
ガラルのポケモン世界で暮らすキャラクターたちの想いをを映像化したもので、それはそれは僕のツボをついてきた作品です。



作画が素晴らしい


僕は、絵とかはド素人だから上手な表現はできないのですがこの作風が好きです。
1話を初めて見た際にはなんて温かみのある画風なんだ、、、と思いました。
この作品のタイトルにもあるからなのか基本的に、「光の入り方」を意識していて、こういった病室のシーンでも夕暮れ時の優しい光を背にすることでどこか懐かしい気持ちにさせてくれるなぁっと感じました。

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そこで、この表現は誰が考えたんだろう?と検索かけていったら

カラーコンセプト(作画はどういう世界観で表現するのか、その枠組みを作る)、色彩設定を担当していた東みずたまりさんに行き着きました。


見つけて即、熱意を伝えたら返事がきたんです、、、嬉しいなぁ::


また、アニメーション制作を担当したのはスタジオコロリドさん、
僕が去年企画したサブカル・コンペティションで紹介した
「ペンギン・ハイウェイ」が代表作品です。マクドナルドのCMとかも担当してたのはびっくりでした。


絵の透明感と淡いタッチ。あと動きに躍動感があるのが特徴(だと思ってます)


ポケモンって、結構硬派で出てくる登場人物だったり世界観から「あぁ、、アニメらしいな」って思っていたんですが、この作品ってどこか「現実」を見せてくれるので、作画と合致している気がしました。


BGMも素晴らしい


苦悩と葛藤を描いた作品。とHP上には書いているんですが、作品を通してBGMがとにかく綺麗なんです!

各話毎にそれぞれ登場する主人公のキャラクターに沿って曲作りをしているんですが、でもBGMが主体にならず控えめ。

なんというか、儚さ切なさ優しさといったのを表現したものが多く、だからこそ耳に入ってきて煩くないしこの作画との相性が絶妙に良いんじゃないかと感じました。

個人的な推しは4話のルリナちゃんの回です。



作中ではミロカロスに乗って泳ぐシーンがとても魅力的なんですが、その優雅さや透明感が特に際立っています。ヒンバス→ミロカロス(進化前と後)にかけてのメロディーの変化は本当に大好きです!


声優も素晴らしい


ポケモン剣盾では、文字は出てくるけどどんな口調で会話するんだろう?
こういう人だったら良いな。といったのを見事に表現してくれていた印象です。


ここで感動したのは、ホップくんとヤローさん!
ゲームの方ではホップくんは兄に憧れ、それを追うトレーナーとしていますがすっごくひたむきで一生懸命なんですね。

ウールー想いであることが感情のメリハリがこの1話に集約されていて、こんなキャラクターだったら良いなっていうのを叶えてくれました。

ヤローさんについては、ただただ優しい声だなぁって癒されました(そして何度もリピート再生した)。


物語も素晴らしい


先に述べたとおり、この作品はキャラクター達の苦悩と葛藤をリアルに描いたもので、アーマーガアタクシーという空飛ぶタクシーがそれらの物語を紡いでいきます。


主軸の男の子以外はゲーム上でどんなキャラなのかは事前知識がざっくりとあるんですが、そこを深堀りしてくれているのはとても美味しいポイントでした。

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この1話からいた男の子は闘病生活しながらもTV越しで見るダンデというチャンピオンへの憧れ、スタジアムでその試合を生で見てみたい、といったエネルギーがあったから、
色々なアクションに踏み切ることができ、皆の心を動かし、という夢が叶ったのは本当に嬉しかったです。


一方でダンデというキャラクターはチャンピオンの偉大さ、この世界の象徴としてのプレッシャー、そんな中での楽しさをちゃんと見出している点、、、そうか、、、そういうことも考えているんだなぁと。。。


でもさらに印象深いのが、それを叶えてくれた大本であるダンデは

観るだけで夢は叶ったのか?」と、


次の目標(ポケモントレーナーになること)を男の子に指し示してくれるという、、、、、、、、この言葉はチャンピオンのダンデから言われることできっと男の子の生きる力になるし、これまたオリジナルストーリーならではの良さでしたね。

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最終回については、プレミアム公開(生放送みたいなやつ)ということでポケモンオタク達と一緒にLINE通話しながら試聴していたのですが、もう、、、言葉になりませんでした、、、!!



皆、それぞれ何かしら悩みがあるんだなぁ、、、、



ポケモンってそんな一面にフォーカスを当てたことはあまり無くって、
だからこそ僕たちが社会人になってからぶち当たっている”何か”と共通する部分があるからここまで魅力的に思えたんじゃないかなと。


それらの人たちを真っ黒いアーマーガアが次へ次へと光へ導いてくれる。


あぁ、、、好きだな、、、そう感じました。

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まとめ


CLANNADは人生っていう言葉があるように、薄明の翼も人生なんじゃないかな?

見る人によって色々な解釈が生まれるのも楽しかったですね。

とにかく!この作品については、ポケモンを知らない、興味ない人でも凄く楽しめる作品になっています。


この、コロナの影響でじっくり見る機会ができたので素敵な時間を提供してくれて感謝しかないです。

どうもありがとうございました!(BD発売しないかなぁ✨


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