【言語化してみる】目標を達成するための処方箋
いつもの電車に乗って、いつもの街を歩き、いつもの人と会う。
いつもの人・・・だと思っていたのは私だけだった。
そんな時、あなたはどうしますか。
私の経験上、人と群れることをやめる時が来た、という警告だと捉えています。
今日はこんなことを言語化してみたい。
群れるということ
5年前、いつものスナックでいつもの面子で飲んでいたとき、ある同級生は私にこう告げた。
「お前、不動産の仕事やれよ。頭がいいんだから宅建を取れ。もう40歳過ぎだろう。俺の言うことを聞かないと、10年後『ああ、じろうって奴がいたよな』って言いながら、お前のいないところでみんなは酒飲んでるんだよ」
私はこのことを一生忘れない。
酒の匂いもタバコの臭いも彼の顔も声もすべて、今でも思い出せる。
つまるところ、群れることの弊害とはこういうことだろう
この時から群れを作ることに、自分の身を置く場所について考え始めた。
彼の言葉にも一理はある。
だが言い換えれば、一理しかない。
彼の言葉をいったん棚上げして、4年が過ぎ、私は群れることを辞める決断をした。
孤独になる勇気
決断をしたものの、孤独に身を置くことは怖い。
優柔不断に何度も群れに加わろうとした。
どの場所も心地よかった。
一生ここで遊んでいたいとも思えたし、本当に素晴らしい人たちばかりだった。
だけど拭えない違和感を無視することはできない。
気持ち悪さと心地よさの妙なバランスが、私の「孤独になる勇気」を打ち砕こうとする。
考え込みながら半年は過ぎた。
ある夜、酒を飲みながら、ふと考えが浮かんだ。
現状の延長線上に欲しいものはあるのか
現状の延長線上には私の欲しいものは無かった。
フリーランスの次の段階として経営者という役割を漠然と思い描いてはいたものの、現状の延長線上では「経営者」という役割につくことはない。
もちろんなんだかよくわからないマイクロ法人をつくって社長の地位に就くことはできる。
私が求めているのはそんなまやかしではない。
「これ以上ビジネスを大きくするためには法人化するメリットが大きい」という状態をもって経営者になることだ。
現状の延長線上に欲しいものがないのであれば、現状を変えるしかない。
現状維持とは、隣町に向かう電車に乗りながら、そのまま沖縄に行こうとする愚を犯すことと同じだ。
現状維持とは環境維持
人が環境から受ける影響は恐ろしい。
私にとって、いつもの人たちと関わることは現状を維持することに他ならなかった。
もちろん、周りにいる人は本当に良い人ばかりだが、良い人かどうかが問題ではない。私が環境を変えないことが問題だった。
目標に針路を変更するためにはいったん一人になって考えて行動することが必要だった。
行動を続けて針路を変更すれば、その針路に合った環境が用意される。
自分の器に合った人・物・金。
もし用意されなければ何かがおかしい、あるいは何かが足りない、あるいはまだ不要な何かを背負っている。
往々にして、不要な何かがあることが多いように思える。
何かを手放さないと、何かを得ることはできないというのは大原則だ。
失敗を恐れる人々を作るのは自分の責任
失敗は怖い。当たり前だ。
だから私は何度も現状に戻ろうとする。
そして自分自身と戦い、疲労困憊することを繰り返してきた。
自分との戦いだけでも精一杯だ。あらゆる誘惑が押し寄せる、はね除ける、負ける、後悔する、また立ち上がって戦う、まる1年以上このくり返しだ。
そんな時、周りの人たちはどうするのか。
往々にして、私を現状に引き戻そうとする。
「そんなことをしても無駄だ」
「失敗したらどうするんだ」
「お前には無理だ」
「年齢を考えろ」
こんなのはまだ良い。
「応援してるよ」と言った舌の根も乾かぬうちに「いい加減にしたら?」とも言う。
だが彼らに悪気はない。
そして一番大切なこと。
彼らにそう言わせているのは、他ならない私自身でもある。
他人の責任にしている限り、絶対に現状を変えることはできない。
人生で起こることはすべて、自分の責任だと思うくらいでちょうど良い。
(もちろん「概念」の話しで具体的な個々の事象のことは知らん。←こういうことを書かないといけないってのが面倒だとは思うけど、これも自分の責任か・・・)
雨が降ったら自分の責任
電柱が丸いのは自分の責任
選挙カーがうるさくて仕事にならなくても自分の責任
そういうことだ。
処方箋:きっとまた会える
人と離れること、孤独になることが怖いなら、呟いてみればいい。
「また会える。今は無理でもまた会える」
私は競馬が大好きだったけど、
「次のタイミングが来ればまた始めればいい。今はその時じゃない」
と考えてやめた。
めっちゃつらいけどね・・・。
迷ったとき、現状に戻りそうなとき、呟いてみるといい。
言語化終わり
現状を変えるために必要なことを1つだけ言語化してみた。
たいした結果を残してはいないけど、言語化して残しておくことで私には何かの役に立つだろう。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。
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