CX(顧客体験)プラットフォーム KARTE(カルテ)とは
■KARTEとは
KARTEは、顧客体験(CX = Customer Experience)をより良くするための機能がひとつに集約されたサービスのことで、ECサイトや金融・保険、不動産などさまざまな業種で活用されています。
元々ユーザーデータがそれぞれ異なるツールで管理されていたため、一人ひとりの顧客の感情や行動を解析することが困難でした。
しかし、KARTEではリアルタイムで顧客の感情や行動を理解できるため、過去のデータから今現在のデータを顧客ごとに統合してくれるのです。
■GAとの違い
サイトのアクセス解析を目的とした代表的なサービスには、他にGA(Google Analitics)があります。
GAでは、Webサイトの直帰率や離脱率、ページの平均滞在時間など無償で且つサイト全体における傾向を分析できる特徴があります。一方で、KARTEでは有償で且つCXプラットフォームであることから、顧客一人ひとりと向き合うことでユーザー単位の行動や感情を分析し、顧客一人ひとりの状況に見合ったコミュニケーションを実行してくれます。
つまり、GAとKARTEとでは同じ解析ツールではあるが強み・弱みが全く異なるため、必ずしもどちらか一方を使用すればより正確な分析ができるわけではないのです。
■分析できる具体的な機能
KARTE Insight
GAとの違いでも述べたように、GAではサイト全体の傾向を分析ができる一方で、顧客一人ひとりの行動や感情を分析するまではできません。
KARTE Insightでは、リアルタイムでユーザーの感情や行動を解析し、1秒以内に解析結果に応じたアクションを決定します。
顧客の行動を動画で確認することまでできるので、「誰が」「どこで」どのような行動をしているのかを詳細に知ることができ、より細かな解析をすることができます。
KARTE Action
アプリやWebサイトを閲覧した際に、自分には興味のないポップアップ等が表示されてしまうことにストレスを感じた経験が1度はあるのではないでしょうか。
KARTEはユーザー一人ひとりのニーズに沿ったウェブ接客を行うことで、ユーザーによって異なる適切なアクションを行うことができます。
また、アクションの精度を上げるため、アクションが適切であったかをアンケートでユーザーに対して回答を求めることもできます。
アンケートで直接ユーザーにヒヤリングし、アクションを実施した際のユーザーの行動を分析・改善することによって、より良い顧客体験を実現しているのです。
■まとめ
同じ解析ツールでも分析できる粒度や機能が異なるため、個々のユーザーにフォーカスしたいときはKARTEの導入を検討してみてはいかがでしょうか。