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20年後の想定

法人化も決まったことなので、ライフプランの目標設定をする。
今回は仕事の枠が大きくなるので、人生に影響を及ぼす可能性が出てくる。そうなれば、根本からコンセプトの設定をしなくては、自身が迷ったときに身動きが取れなくなるだろ。

期間は50歳。それまでにリタイアできるような状況を作る。
最近では早期リタイアなどが流行っているが、独り身ではないので難しいし、僕自身があまり興味を持てない。

50歳の時点で、飲食業とアパレル業が安定した利益を生んでいる状態。
飲食業はFC展開、バーチャル展開、中食、コンサルの4つ。
アパレル業は自身のブランドを確立し、ネットショップでの受注販売を主に行う。

40歳の時点で、飲食業を軌道に乗せる。ここが収入のメインとなる部分なので、これから10年かけてしっかり築きあげていく。
店内飲食の店舗展開は2店舗で、デリバリーとしての展開。店舗売上が500万、デリバリーが100万あたりがたぶん平均になる予想。
それ以外に多国籍料理(主にベトナム料理)に対してのFC展開を行い、経営コンサルとして行動。

融資の返済なども考え、全体の10%が収入なら60万くらいが予想できる。
この収入ならパートナーも仕事をしないで大丈夫だろう。

かなりタイトなので、2年以内に今の店舗売上を300万に乗せたい。
店舗展開への投資金額を貯蓄し、さらに3年後に新店舗のオープン。

現状の平均売上が200万で、損益分岐点が約250万。
要因は販管費部分としてFLの重さ、そして売上部分としてはコンセプトによる価値の創造ができていない。
1.立地による店舗作りの捉え方
2.ターゲットの分析
3.ターゲット層による来店動機の確立
4.それらを踏まえたサービス方法
5.メニューの作成
6.店内環境の細かな見直し
7.想定単価の設定とそれによるメニューの売り方
8.マーケティングによる販促方法の設定

これらを順に行い、2022年7月までにコンセプトを作成したい。
リミットの理由はオープンから1年の時期なので、1年経っても迷っている状況はかなり危険だと判断する。

特に7月前後で、デリバリー専用の厨房施設が建設予定なので、店内飲食に力を入れることができる。
現状の問題点としては、デリバリーの展開も全て同店舗で行なっているということだ。
これによりオペレーションの圧迫、在庫管理のミス、レイバーの増加、労務環境の悪化。
さらにそこから、パフォーマンスの低下、サービスとフードともにクオリティの低下に繋がり、負のスパイラルとなっている。

たぶんこのまま大きく進んでも利益は雀の涙ほどだろう。
収縮して何かを切り捨てなければ、最初の一歩すら踏めないと考えている。

もし現状のまま進むのであれば何を切り捨てるのか?
1.店内飲食の収縮
→席数を制限し、一部を在庫と事務所として利用
2.デリバリーの中止
→店内飲食に特化させ、まずはコンセプトの作成を念頭に、店内オペレーションを確立させる
3.メニュー変更による、原価の大幅削減
→オペレーションと原価のみに着目し、「安い・早い・うまい」に特化させる
4.サービス内容変更による、人件費の大幅削減
→オペレーションを簡略化し、セルフサービスを中心とした、食事中心のメニューにする。
現状のランチがそれで人数削減に成功しているので、ディナーも同じメニューにする。

それぞれに予想されること。
1.労務環境と在庫管理は整うが、店内売上が少し減るだろう。結果として80点。
2.現状約30%ほどの売上がデリバリーによるものなので、売上としてはかなり落ちる。しかしFLの安定や、長い目で見た売上獲得の可能性は今より上がり、しかもそれが現状より短期的な獲得になる可能性がある。結果として85点。
3.想定単価から不定客の獲得となるので、立地や内装、業態からかなり難しくなる。
来店動機を確立しづらいと思うが、ランチのコスパの良さで来店数が増加しているので、1つの可能性とも言える。どちらに転ぶかわからないギャンブル性の高いものなので、結果として50点。
4.上記と同じ形になるので、こちらも結果として50点。ただしレイバーに着目しているので、労務環境はあまり変わらない可能性が大。

今後の計画として、「1.」が採用されつつある。
奥の個室部分を全て潰し、キッチンを大きくしようと考えているが、たぶん10%くらいの可能性だ。デリバリーの中止は目先の売上がなくなるので、これも確率は低い。
そうなると「3.」と「4.」のギャンブルに賭けるしかないのかもしれない。

僕自身もマーケティングができていないので、肌感と売上データの結果論からしか話すことはできない。
その中で1つの成功例が、ランチのコスパが良い定食中心のメニューと、セルフオーダーによるオペレーションだ。
キッチンオペレーションも決まっているので、誰でもすぐにできるようになっている。
もう少し突き詰めれば、FC展開の可能性も出てくるレベルになるだろう。

しかし、これは時間帯という可能性もなくはない。
オープン当初は、コスパはそれほど良くないが食事メニューを中心に動いていたそうだ。
結果は以前から話にあがっているが、閑古鳥が鳴いている状況だ。

1.コスパ
2.食事
3.時間帯

この3つの要因から、「2.」の食事を飲みを中心としたメニューにすればどうなるのだろうか?
まだチャレンジはしていないが、食事メニューを大幅削減したメニュー構成で、ディナーの売上がかなり増加した。

デリバリーが安定した頃に、メニューに取り入れて、少しずつ反応を見てみようと思う。
大きく変化させると、レイバーがまた圧迫してしまうので、100%大きな赤字になる。

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