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久しぶりの楽器屋

もう何年ぶりなのか思い出せんほど久しぶりに、楽器屋を訪れた。
イケベ楽器渋谷店、通称イケシブ。
藍坊主の楽器が展示されるキャンペーンが行われていて、6/8にはフリーライブもあったので、その日に行った。

ライブについては、今回は短めに済ませようと思う。というのも、シンプルに素晴らしかったからだ。
hozzyさんの伸びのある歌声はバンドセットとはまた違う響きをしていて、存在感が物凄かった。
ユウイチさんのアコギは、私の知る限り最高です。マジで。あの人ひとりでバンド演奏してる感じの聴こえ方をする。半端ないです。あと、あの人にコーラスを習いたい。


話は戻るが、本当に久しぶりの楽器屋だった。
あの独特の緊張感。大きな動きが出来ない感じ。それと楽器の匂いが相まって、とてもシュッとした空気が漂う。
到着から入場まで時間がありそうだったので、少しの間店内を散策した。

尖ったホロウがたまらない

見てくれよ!一階のエレベーター脇に、いきなりこんな大物が!
生方真一氏のサインが入ったギターです。
ニヤけながら店員さんの許可を得てパシャパシャやった後、2階のギターフロアへ。
売り物なので撮影はしなかったけれど、vermilion redの鬼カッコ良いレスポールが強烈な喚び声を発していて、何とか思いとどまった。私はギターが大好きなんだけれども、なんとギターを弾けないので、流石に31万のオブジェを買うのはやべえなと。というか、ちゃんと弾く人の手元に渡るべきだしな。さらにその横には燦々と黒光りするフライングVもありました。あれが赤かったら、もっとプレッシャーを感じていたことでしょう。
もしもこの先、ギターを少しでも演奏出来る様になったら、絶対にイケシブで買う。数分彷徨いただけで、心惹かれるラインナップ!

その奥の、アンプ・エフェクターのエリアも少しだけ見た。メタルが響き渡る中で眺めるエフェクターはとても良い顔をしているように見えて、何なんでしょうねあれ?何でエフェクターって、眺めてるだけであんなに楽しいんだろうか。
そして更に仕切られたブースのような所に、÷13のアンプが並べられているのが目に入った。怖くて足を踏み入れられなかった。私はあのアンプの意匠は最強だと思ってやまないのですが、だからこそ畏敬の念を覚えるというか、自分でも上手く説明出来ない感情を抱き続けている。しかし今の俺ではまだ、「お前は鳴らさないんだろ?」と語りかけられて終わってしまうんですよ。

田中ユウイチ氏使用のもの

上の画像が、÷13です。はい。言葉は要らない。カッコいい!


時間が足りずにギターフロアにしか行けなかった。
そしてこの、楽器屋を訪れた際に感じる後ろめたさみたいなものを解消するためには、少しでも自分で音を奏でられる様にならないとな、と思い直した。いや、身体からは音を鳴らせる自信はあるんですよ。ただ楽器を通せないのがアレなんですよね。
楽器や機材を買うに恥じない人間になった暁には、必ずやイケシブで買い物をしようと思う。

いや、買い物がしたい!
そう思わせてくれる、とても良い空間でした。

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