お小遣いの前借りと、Twitter爆伸びメソッドについて。

さて今日は、「Twitter爆伸び勢について」というテーマで書いていこうと思う。

いまだに新たなアカウントが日々生まれ、タイムトライアルのようにフォロワーの伸びを競い合っている。別に僕にとって害はないけど、たまにクソリプを飛ばしてきたりする人にはイラっとするかな。まぁそれは置いといて。

爆伸び勢は初速をつけて伸ばす代わりに、大体が途中で枯れ果てていく。すごいペースで伸びていくけど、それを維持するのが難しい。最初はオリジナルツイートで埋められていたタイムラインも、いつしか他人のツイートをリツイートしまくる結果を迎えてしまう。

これは「お小遣いの前借り制度」みたいなもので、本来受け取るはずのものを先取りしているが故に後から苦しくなるわけ。その日まで待てない人が、予定よりも早く受け取ることで短期的な快楽を得られる。けれど、結局は次のお小遣い日まで持つはずがなく金欠になってしまうんよね。

爆伸びノウハウは、自分の実力を超えた伸びを瞬間的に体験できる。知らぬ人からフォローされ、大量にフォロワーからリプが飛んでくると。そして通知欄は常に新着の通知で埋め尽くされていく。みんなが自分に注目し、最短で伸ばしているという事実もそこにあるから、優越感に浸ってしまんやろう。

だが、それは悪魔がもたらした幻想にすぎない。自分だけがその波に乗っているなら価値があると思う、でもみんなこぞって爆伸びノウハウをばら撒いているから、やれば誰でもその域に到達できてしまうわけ。

で、注目されているから有益なことを言い続かないと伸びは維持できないし、それができなくなった人の元には誰にも残らない。背伸びして無理やり自分のフィールド外のものを得ようとすれば、こうした結末が待っている。

ちゃんと実力がついてきて無理なく運用していれば、勝手にファンはできるから焦る必要はないんじゃね？と僕は思う。秒速で億単位のお金を動かせるとかなら別やけど、そんなことはほぼあり得ないわけで。

短期決戦に持ち込もうとすればするほど、自分のキャパを超えて無理を強いることになるから長期的に見て損をする。だから僕は、

「実力を付けながら、のんびりと伸ばしていく方がいいですよ」

と言っているんよね。

強いエネルギーは良くも悪くも絶大な威力を誇る。ポケモンのゲームで、強い技を放つと反動で動けなくなるのと同じ。短期的にも長期的にも得られるものなんてないから。

一度アクセルを踏み込んで加速したなら、行けるところまで行くしかない。そこで止まっても負荷に耐えきれず燃え尽きてしまうだけ。

まぁ、今後も爆伸び勢はどんどん出てくるやろうから、生暖かく見守りたいと思う。

では今日はこの辺で。

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