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そんな昔のSSみたいな

 今日は散歩に行った。草花などを眺めて和んだ。
 昼から本を二冊読んだ。とてもまともな一日に思える一日だった。

 帰宅してから、pixivのアクセス解析を眺めてうううという気分になった。
 過去に投稿した自分の二次創作小説がお粗末すぎて、こんなものが評価されるべきではないと思った。そんなことを思うのはよくないとは思う。しかしあまりにもお粗末で、なぜ読者さんはこれを評価したのだろうと思う。読者さんの気持ちが私にはわからない。
 いや……わからないことはない。そこそこファンのいる組み合わせだから評価されたのだろう。そう思うと、評価というものに疑問を抱くようになってしまう。
 キャラや組み合わせ、そして作品をまたぐと評価が全く違ってくる。
 書いている人が同じでも、それぞれの分野でそれぞれの評価は全く違う。それがpixivという世界である。カクヨムなどの一次創作小説分野でもそうなのではないかと思う(ジャンルが違うと評価が違う)。
 となると、人がいるところに行け、広場に行けという話になってくる。

「いやですね。
 僕は僕の好きなことを細々やっていたいんです。趣味でぐらいそれが許されたっていいじゃないですか」
「でも君、それで世界が滅んだら元も子もないじゃないか」
「なんでそんな映画みたいな話になってくるんですか、雨とか降るんですか」
「違うね。君が滅んだら君の世界が滅ぶんだよ」
「知ってますう。それでも人の多い少ないでジャンルを選びたくなんかないいんです」
「そんな調子だから人の少ないジャンルを渡り歩いて評価に飢えに飢えて承認欲求モンスターとか呼ばれるんだよ」
「呼ばれてないもん! うわーん!」

 という創作。

 さて、読者諸君はどこからどこまでが創作かお分かりいただけただろうか。
 わからなくてもいい。創作というものはわかる・わからないの問題ではない。わからなくても見た人が楽しめればそれでいいからだ。

「ってかっこつけて借りてきたみたいな多数派の理論流してる人だから承認欲求のスレイヴになっちゃうんですね!」

 ぐうの音も出ないよ。ため息を吐いて、

 おわり。

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