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三日の恥は三日の内に消せ

 毎日毎日暑い日が続く。
 今日は屋内を行き来したが、それでも暑くてだるかった。

 さて。
 この前書いた記事はニュースに関する記事だった。
 ニュースに絡めることで自分の体験が引き出され、結果何がしかを語ることができる、うまい寸法だ。

 今回もそれ関連の手法で書いていきたいが、上手く行くかはわからない。

 ……ニュースが思い付かない。
 ……何も書くことがない。

 ので、今回はまた芥川賞についての話でもしよう。
 恥はさっさと消し去っておかないと。

 ……子どものころから漠然と、取るなら芥川賞だなという気持ちがあった。
 毎年その時期になると文芸春秋を読んでいた。面白かったり、面白くなかったり。
 長じて後、取る方法を探して検索して、自分から応募することはできないのだなと知り、少し諦めた。
 小説家が夢だった時期もあったが、「デビュー」することも諦めた。
 アマチュアでずっとやっていくのだという意志を固めて、自費出版同人誌をしていた。
 それでも心のどこかにプロになりたいという意識があり、それでもそれでも、どの方向に動こうがどうにもならないことはわかっていた。
 頑張れない。
 小説家になりたい人間は星の数ほどいる。
 公募にするほど文字数を書くこともできず、そもそもの話、応募する気にもなれない。
 頑張りたくない。
 今もそうだ。
 私の書いた小説はきっと、このまま日の目を見ることもないまま、
 ネットの海に流れて消えるのだろう。

 ……というのが、小説家くずれでもない人間の有り様だった。

 今日もこの辺で、
 おわり。

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