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ザ・リーディング【コミュニケーション編】:ボディーランゲージ効果

前回の記事では「一番重要なのは視覚」とお伝えしました。
今回はコミュニケーションに多大な影響を与えるボディーランゲージの効果についてお話します。


■コミュニケーションに与える影響

・身振り
・姿勢
・表情
・声のトーン
・話の内容(言葉)

コミュニケーションの影響に関して一説によると、コミュニケーションに与える影響度として、身振りや姿勢、表情などボディランゲージが55%を占めるといわれています。
声のトーンやスピード・呼吸などが38%、そして言葉や話の内容そのものは7%と言われています。

その中でも、一番をしめるボディーランゲージからお話ししていきましょう。
ただ、ボディーランゲージと言うのは話す内容や声のトーンと合わせて使うものであって、実際には一番重要とは言いがたいかもしれません。

「僕はコミュニケーションが苦手なんです・・・・」

はい。もちろん私も苦手でした。
昔は人と話すこと自体嫌で仕方なかった時期もありますが、このプログラムで紹介するコミュニケーションスキルはあんまり話すこともなくコミュニケーションをとれる方法だったり、心理的なプレッシャーは高くない方法ばかりお教えしています。
安心してください。


■ボディーランゲージの効果について

話をする時に、体を使って説明すると相手に伝わりやすいし、話しているほうも説明しやすくなると言われていてアメリカ人はボディーランゲージをよく使うと言われています。
一般的にはボディーランゲージというのは話す時に使われると言われていますが実際はそれだけではありません。

例えば、あなたが女の子の相談を聞くときに女の子は一生懸命はなしているのにも関わらず、グタグタな姿勢で足の爪を切っていたとしましょう。
そういう時に相手は何を思うでしょうか?当然、嫌な気持ちになるはずです。

このように人の話を聞くときは状況に合わせてボディーランゲージを使うと、それだけでも十分相手の気持ちを動かすことができるようになったりもします。


■驚くべきボディーランゲージの効果について

人付き合いが楽しくなる
ジェットコースターが怖くなくなる
恐怖心が消える
落ち着くことができる
嫌いな人を好きになる
ストレスを発散できるようになる


■体と心は繋がっている

心が健康になれば、体も健康になることもあります。
心が不健康ならば体のどこかに痛みを感じたり違和感を感じたりすることもあるでしょう。

つまりあなたの心と体は繋がっているということになります。
逆を言えば、体で何かを表現することで心も変化させることができるということでもあります。

ヨガや宗教で体を動かすようなものがあるのですが、そういうものをやると心が楽になったり安心したりできるようになります。
これも心と体が繋がっているという一つの例です。

ボディーランゲージ01

例えば、上記の図のようにダンスをして楽しさを表現することによって楽しくなってきたりもします。
ボディーランゲージは自分の身体的な感覚で表現することにより精神面のフォローもしてくれるのです。

自分の気持ちが嫌な感じの際、例えばジェットコースターが怖い場合、怖いという感情をどのように表すでしょうか?
おそらく体を固めて内側に締めると思います。そういう身体的な感覚により余計に怖くなるでしょう。

しかし、こういう時に恐怖心とは真逆のスリル感を感じたいのならば、あえて手を挙げて笑ってやりましょう。一気に楽しくなります。
このように身体的な感覚によって精神的な面もかなり変わってくるでしょう。


■緊張やプレッシャーに負けない方法

人と話す事が苦手だったり、好きな人の前とか女の子の前だと緊張したりすると言う人がとても多いです。
私も多くの人の前で話す時はいつも緊張したりプレッシャーを感じたりします。

当たり前の話ですが、焦ったりガッツいたりしては絶対にうまくいきません。
ある程度ならいいのですが、酷すぎると相手に対して良い印象を与えることはできないでしょう。

なのでまず先に、冷静であなたらしいあなたを保ってコミュニケーションをとってもらいたいと思います。
そこで私が緊張した時によく使う自分の軸を保つ方法をお教えしましょう。
信じるのも信じないのもあなた次第ですがやってみると意外といい感じになるのではないでしょうか。


①丹田に手を沿える。

ボディーランゲージ02

このようにヘソのところに両手を添えるだけ・・・・
丹田呼吸法とか色々言われていますが、そのような呼吸法を普段からやるのは結構むずかしいです。
(※丹田とは?:へその少し下のところで、下腹の内部にあり、気力が集まるとされる所。「臍下(せいか)―」)

ここに手を沿えることで緊張感を和らげ、脳波がα波になるといわれています。


②一番楽な姿勢になる。
あなたが家で一人でいる時に、一番楽な姿勢や友人などと話している時などに楽な姿勢をすると、話やすくなります。
座らなければならないところで寝転がれというのは無理な話ですが、常識の範囲内で楽な姿勢をとってください。

そうすることでプライベートと同じように緊張感をほぐすことができるようになります。
リラックスできる姿勢がわからないのならば探してみるといいと思います。
緊張感のある姿勢をとると余計緊張するだけですよ。


③丹田呼吸
お腹を意識して3回~5回ゆっくりと呼吸してリラックスしてください。
また、目を閉じてリラックスできるような風景をイメージするのもとても効果があります。

緊張しているのならばまず緊張している自分に気付くことが一番大事で、緊張している自分をコントロールするためにこれらの事をやると結構リラックスできるようになります。
目を見て話せない人は鼻を見ると緊張しないと言うのもあります。


■間違ったボディランゲージ

一般的に良いとされているボディーランゲージは以下のようなものです。
・オーバーリアクション
・アメリカ式ボディーランゲージ
・相手の話を聞いているとアピールする前傾姿勢
・目を見て話す


「しかし、本当にいいのだろうか?」
本当に驚いてもいないのにやるとなんか嘘臭さを感じてしまうのは私だけではないはずです(笑)

身振り手振りを大きくすればするほど、嘘つきのようなイメージを感じます。
「俺は聞いているぞ~」というようなアピールをしていて逆に緊張してしまいます。
なんか、気持ち悪い・・・・となってしまいます。


ボディーランゲージは使い方次第で与える印象を大きく変えます。
しかし、行過ぎたボディーランゲージは相手に緊張感と胡散臭い印象を与えるだけです。


■相手の警戒心を解く≪ずらし≫のテクニック

姿勢よく相手を真っ直ぐ見て、自信を持って真正面に座る。
こっちのほうがいいような事をよく言われていますが、ハッキリ言って相手の警戒心を解きたい時や緊張している相手、また話しにくい話をさせたい時にはこういう姿勢はやってはいけません。

なぜなら、相手に対して威圧感を与えてしまっているからです。
相手に緊張感を与えずに心を開かせたいと思う場合にはやらないようにしましょう。


「じゃあどうすればいいんだ??」


相手側に真っ直ぐ向いて座るのではなく、少し角度をずらす
話している相手の対角線上に真っ直ぐ座ってしまうと、相手に威圧感や緊張感を与えてしまいます。
どんなに姿勢がよかったとしても、教科書通りの美しい座り方をしていても緊張感を与えてしまうのです。

そこで、相手に対して真っ直ぐではなく、少し体をずらして楽な姿勢をとってください。
そうすることで相手はあなたに対して安心感を感じてくれるようになります。


なぜ、車の助手席と運転席で座ると恋愛がうまくいくといわれるのか?
これは一昔前から結構言われている事ですが、相手と深いコミュニケーションや恋愛感覚を感じてもらうには車に乗るほうがいいと言われています。
これは本当です。

真横に座ることで圧迫感を感じさせることもありませんし、助手席は運転席で運転しているあなたを相手に気付かれずに何度も見ることができます。
その子があなたに恋愛感情がなかったとしても、会話が盛り上がったり感情が動かされれば、何度もあなたの顔を見ることになるでしょう。

そうすることであなたへの意識が深くなるのです。実を言うとこれも一つのずらしのテクニックと言えるでしょう。




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