コンテキストからも読み解く
学びを経て感じたことです。
たとえば算命学で最初に習う十大主星。
まずその意味、概念を覚えるわけですが、じゃあ単に十通り覚えればよいのか?
先を目指す者にとってはそれで終わらないわけです。
知恵の星、玉堂星にしてもどの干支、どの器を通しているかで意味が変わりますし、また陽占のどの位置にあるか、陽占に何個あるか、宿命天中殺の影響を受けているか、、、、つまりは命式の条件により細かい読み解き方が変化していきます。
さらに、鑑定読み解きの際は単にテキスト、レジュメ、解説の記してあるアプリやソフト、サイトをそのまま読み上げればよいというものでもないもの。
クライアント様が今どのような環境にあるか、どんな経験をしているのか、どんなエネルギーを放っているか、あるいは陽転しているか陰転しているか、、、、
話の流れなどなど考慮すると、宿命を読み解いたうえでクライアント様にそのとき適した言葉を差し上げる、には鑑定する側、占者の知識のみでなく経験、センスなども問われてくると感じています。
そのあたりが占いサイトでただ結果を読むのと、実際鑑定を受けることの違いではあるのですが。
そこにあたりまたふと感じるのは、(おそらく他の古来から伝わる他の占術にもいえるのでしょうが)、占術の世界観は現代人の我々の通常の価値観、世界観と異なる為、習わない方が表面上のアドバイスをもらっても真に響き、生かされにくい気もするのです。
そこをいかに、生かしやすいようにエンパワーメントするのかも占者の役割ではあるのですが。
自分で徐々に学んでいくのが一番よいのかもしれません。
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