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先輩方の通った道

 学び始めて一年目。
 まだ十大主星、十二大従星を学んでいたころだ。

 面授でのお師匠様の宿命の話をきいたり、学びの先輩の話をきくたびに

 『この方々はどのような奥深い世界をみているのだろう???』

 そして、早くその奥深い算命学の世界をわかるようになりたい、、、そう思っていた。
 だから復習した。色んな方の宿命を読む練習をした。
  
 それから、コロナなどで学びのオンライン化などあり、当初予定されていたよりも早く免状をいただき、また算命学の奥深い部分も思ったより早く学べるようになった。

 それにより『あのころお師匠様や先輩がみていたであろう世界はこうだったのか』と徐々にわかるようになってきた。

 感じるのは、算命学は決して『覚えた内容で人を占う学問』ではないことだ。

 この体系は世界のみえない法則を可視化、あるいは言語化し、色んな角度から人や国家、組織のエネルギーを読み解くもの、かもしれない。

 それゆえに、十大主星、十二大従星、六十花甲子を覚えるのは基礎でしかなく、覚えたことを反芻、血肉に落としてからがむしろ始まり(入り口)なのだろう。
 覚えたことを何度も何度も検証、実践し落とし込むうちにさらに言葉や感覚の精度が深まり、エネルギーを読めるようになってくる、と考えている。思考も変わってくる。(この言葉の意味ですら、やっていない方にはまだ伝わりにくいかもしれない)

 今、流動法や風水論など秘伝とされているところの復習をしているが、実はその時点でもお師匠様が教わった内容のまだ10%にも満たないという。
 先はまだまだ長い。だが、学びを進めるたびに発見や気付きもある。
 
 マニアックな学問ではあるが、ご縁がある方がいらっしゃれば、ともに学ばせていただければ、と思っている。

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