見出し画像

自分の魂に出会う 神社で教わる樂行#3

自分磨きの果てに…

神職になるまでいわゆる普通の暮らしをしていました。

大学を卒業して、営業職や事務職を経験。転職はしたけれど仕事を続けて、趣味の仲間とワイワイ盛り上がって、いずれは結婚して家庭をもって、定年まで生きて行くんだという人生を送ることに何の疑いもありませんでした。

けれども、いざ適齢期を迎えて
友人に勧められた婚活、自己紹介シートというものを埋めてみようと思った時に、何を書いたらいいのかわからない。

私は自分のことがわからないんだと固まりました。

第一印象は良くても、自分を素直にあらわすことが恐くてできず、本音を取り繕ってばかりいる、2回目から人と会うのが辛い、いわゆるコミュ障。何か自分を飾るものを見つけようと、仕事や趣味に挑戦していつも忙しくしていました。

一つ目標を達成しても、それが終わると虚しい。次の何かをしなくては、と足元を見ないで、お金もたくさん使って、周りから浮かないように必死で取り繕って自分磨きをしていました。

そんな最中に、岩戸開き神社と出会いました。神社巡りは好きでしたが、何だか満たされず、休みの日に予定をたくさん入れて動き回りたい私にとって、手を合わせてゆったり自分の内面と向き合う時間と言うのがもったいなく思えて、始めはあまり熱心とはいえませんでした。

ただ、病気ではないけれど、なんだかいつも調子の悪かったのが、樂行をすると何だか元気になるので、通うのに慣れたある日「魂であい」という研修があるよと教えていただきました。

本当の自由を手に入れる「魂であい」

樂行の感想を話すときも、本音を話さない感じや、言いながらよく涙が出るのが、自分でもおかしいのではないかと思う位でしたが、神社の先生は最後まで聞いてくださいました。

「魂であい」は玉ねぎの皮を剥くように、魂が被っている着ぐるみを一枚一枚脱いでいくように、自分を見つめる機会なのだということでした。

当時よく行っていたようなスピリチュアルのセミナーなどは数万円~数十万円の費用のところが多い中、実費以外ご神前(神社のお布施)だけでいいと言われ、行くと即決。

「本当に自由になりたくない?」という言葉にハートを、わし掴みにされたのが印象に残っています。

魂って?

正直、魂のことは、よくわかりませんでした。亡くなったら肉体から離れて天に上がっていくのかな?ドラマでみたことがある…くらいの認識でした。

神社代表が、魂であいで教わることを、誰でも見られるYouTubeでこのようにお伝えくださっています。

~本来、魂は純粋無垢な存在です。生きている内にかぶさっていく、固定観念、感情が魂の周りにくっついていて、これが自分自身の魂なのだと思って生きています。でもこれは仮我、エゴとも言い、着ぐるみを着ている自分自身です~
 

着ぐるみ着てたんだ…暑い^^;


魂は真我、この中心だけ。
魂だと思っていたものは全部仮我なのかもしれない?

初めて聞いたときはものすごい衝撃を受けました。
 

魂はシンプル

太陽に雲がかかり光さえも見えない 魂は太陽のように明るくて純粋に輝いています。

自分のことなのに自分のことがよくわからなかったのは、

仮我の自分を一生懸命見て自分を見出そうとしていたから。

長所や短所も全て自分だと思っていたから複雑でした。

本当の自分はもっとシンプルで良かったんだと目からウロコが落ちました。

違和感にさようなら

仮我を把握することができたら、仮我と真我の分離をしていきます。

ただ、離れてしまったら自分でなくなるのではないかという恐れや、本当に任せても大丈夫かなと疑いが出ます。

でもそれもいいやと思い切ってやってみると本当に自由になります。

ただ、ここは一人ではできないから誰かや何かの力を借りてやってみるのをおすすめします。

何のために生まれてきたのか?小さな頃から疑問に思っていました。

なかなか答えの出ない、いい人を演じることに違和感を感じて、疲れて。

そんな自分が嫌になって、嫌いで、認めてあげられなかったのだとわかりました。

いつも愚痴ばかりで、何も出来ないと、自分をいじめていました。

「魂であい」の行の中で

自分が本当に自由になれて、本当はもっと成長できる可能性があるんだということがわかりました。

いつからでも。

知識だけでは到達できないことで、全身で感動する体験でした。

参加して本当に良かった。

もっと早く、就職する前、子どものうちに受けておきたかったなと思うくらいです。

そうして自分の魂についてもっと知っていきたいと思うようになりました。

そして今の私につながっています。

もし同じように思われている方がいらしたら、参加してみていただけたら嬉しいです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?