「はてなブログ」は稼げるのか?
ブロガーの半ば常識となっているのが「ブログならWordPress!」ということ。理由は「稼げるから」。
カスタマイズの自由度が高く、極限まで軽量化できるので、SEO対策がやりやすい。結果、検索の上位にくるからアクセス数が稼ぎやすい…。
私は双方でブログを運営したことがあるが、今は「はてなブログ」に軸足を置いている。
さて、はてなブログはWordPressに比べて稼ぎにくいのだろうか?
はてなブログでも収益は出る
稼げるか?稼げないか?で言えば、当然だがはてなブログでも稼げる。
私のブログは月間アクセス数MAX50000程度で、今はもう少し減っている。月間の収益は(アドセンス収益を抜いて)3~7万といったところだ。
ブログを立ち上げ2年。週1更新程度。上の数字を少ないと思うか多いと思うかは目指す目標によるだろうが、週1更新のユルい感じだったらこんなもんだろうと思う。
WordPressではどうだったか
正直言って同じようなものだった。ブログを立ち上げて3年で他の方に運営を譲ったが、最終収益は月15万円程度だったと記憶している。
更新は今より頻繁で、コンスタントに週2回。ピーク時は30万円ほどの収入があったが、時事ネタを扱ってた関係で上下が激しかった。
はてなブログ VS WordPress
カスタマイズ性は下馬評どおりWordPressだ。オシャレなページを作りたいならWordPress一択。選択の余地はない。
PageSpeed Insightでブログの読み込み速さを確認する方も多いだろうが、それを強く気にするなら、やはりWordPress。はてなブログは一部のプラグインをブロックできず、PCスコアを50以上にするのはかなりの努力が要る。このスコアがSEOに大きな影響を及ぼす、と信じればWordPressの方が良いだろう。
最終的な収益の多さは、SEO対策のやり易さの観点でWordPressだろう。だが「収益の生みやすさ」という意味で言えば断然はてなブログだと思う。
私の場合、WordPressでマトモな収益(1万円以上)を得たのは9か月後だったが、はてなの場合は5か月後だった。WordPressはサーバーの準備、デザイン、集客まで全て自分でやる必要がある。WordPressでやるならSNSでの売り込みは「ほぼ必須」だ。
一方はてなブログはブロガー同士の横の繋がりがあり、立ち上げ当初から流入がある。なにより「はてなブログ」自体が強く、その傘下に居るだけでページ評価はそれなりに高くなる。つまり積極的に広報しなくても、それなりに成り立つ。
このことからも言える「記事への集中しやすさ」が、はてなブログの長所だと思う。私が結局はてなブログに腰を落ち着けた理由はココにある。
はてなブログは「面倒くささ」をかなり排除できる。サーバのセキュリティについて悩む必要もない。
本業にするほどブログをやるならWordPressにした方が良いが、小遣いぐらい稼げればいいなら、はてなブログのほうが運用が断然ラクに感じている。
はてなブログがこうなれば最強
正直もっと軽くなってくれれば、それだけでいい。
不要なJavaScriptが400KBほど読まれているのは結構致命的だと思う。ここらへんのブラックボックスになっているファイル読み込みに1秒近くかかっていて、この1秒は削りようがない。
デザイン性な拡張のしにくさが指摘されているが「そう?」という感じだった。htmlが書けるから何でもやり放題に感じる。自前のサーバーにファイルをあげて~というようなカスタムをする場合の話だろうか。(そうれであれば、それはそうかも)
はてなブックマークや読者、スターなどのシステムは正直形骸化している気はするが、はてなブログ内での横の繋がりは何故かまだあるので、機能していない訳ではないのだろう。
まとめ
乱暴にまとめれば「時間をかけまくって最高の結果を出したい」ならWordPress。「あまり時間と労力をかけたくなくて、それなりの結果が欲しい」なら、はてなブログ。「はてなブログだと稼げない」ということは無い。
あと補足として、Webプログラミングが堪能ならWordPressの方がやり易いと思う。私レベルの人間でも、はてなブログをイジっていて「なんでこんなコトになってんの?」と思うことが時々ある。
正味な話、引っ越そうと思えば引っ越すこともできるので、あまり悩まずまずは始めてみた方が良いと思う。ブロガーの9割がブログをやめてしまうという情報もある(出典不明)。収益化どうとか言う前に続かない人が多いのだ。
そういう意味で言っても、はてなブログは初期投資が少ない。無料プランもあるしサーバーも借りなくていい。おすすめしますよ。
本日はコレにて。最後までお読みいただき有難うございました。
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