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そういうことなんだろ(歌詞)

ある人にあることを聞いて、車の運転をしていたら、ラブソングができた。
自分で言うのもなんだが、シカゴブルースっぽいとてもかっこいいメロディーだ。
歌詞はいろいろ書き換えて、中島みゆきの「糸」を超える結婚式でも歌える詞にした。
各地の結婚式場で歌われる日が楽しみだ。
ただ、コード進行がちょっと難しい。メロディはシンプルなのになんでそうなのか? 自分でもよくわからない。
ライブでギターが弾けるかどうか心配だ。

曲と歌詞の前にタイトルが先に浮かんだ。
Late Spring。
晩春。
小津安二郎が原節子を主人公にした映画と同じタイトル。
この映画のあらすじはこういうもの。
以下、Wikipediaより。
=====
大学教授の曾宮周吉(笠智衆)は娘の紀子(原節子)と二人、鎌倉で暮らしている。戦中戦後の混乱の中で一時期体調を壊したこともあって未だ独身の紀子を周吉は心配しているが、紀子は周吉の助手の服部(宇佐美淳)とサイクリングに出かけたり、女学校時代の友人であるアヤ(月丘夢路)と夜通し歓談したりしながら、父との生活を楽しんでいる。周吉は服部を紀子との結婚相手として考えたりもするが、彼が既に婚約していることを知ってがっかりするのだった。

ある日、叔母のまさ(杉村春子)から見合いの話を持ちかけられた紀子は、父をひとりにするわけにはいかないと言って断ろうとする。まさは、周吉にも再婚の話があるからその心配は要らないと言って更に説得する。帰宅した紀子は周吉に対し、本当に再婚する意志があるのかと問い詰め、周吉が頷くと大きなショックを受けて、父に対して心を閉ざしてしまう。

ぎくしゃくした日々が続いていたふたりだったが、見合いの後に紀子は結婚を承諾し、嫁入り前の最後の旅行として親子で京都に向かう。周吉の友人の小野寺(三島雅夫)やその家族とも会って楽しく過ごした紀子だったが、明日は東京へ帰るという晩、やはりこのまま周吉と一緒に暮らしたいと心情を吐露する。そんな娘に周吉は、結婚して新しい生活を築いていくことの大切さをこんこんと説き、紀子は「わがまま言ってすみませんでした」とうなずく。

紀子が嫁いだ晩、周吉はアヤと酒を飲みながら、自分の再婚話は紀子を結婚させるためについた「一世一代の嘘」だったのだと告白するのだった。
=====

この曲をつくるために聞いた話は、映画『晩春』とは似ても似つかない。
だって、小津安二郎が描く笠智衆と原節子の世界って昭和の懐かしい価値観の話だもんね。
でも、おとなのラブソングになったんじゃないかと思う。

きっと誰もがとても不安で
ずっと誰もが永遠を求める
そばにいるだけでそれだけでいいさ
愛し合うことってそういうことなんだろ

ってフレーズは、ちょっとニーチェっぽいと思います。
全世代に通じるラブソングの部分です。

最後の○と○には新郎新婦または同性のパートナーの名前を入れて歌えます。

でも、いろいろ考えて、曲のタイトルを変えた。
Loving Blues。
こっちのほうが曲の雰囲気に合っている。
サブタイトルを晩春のラブソングとしとこう。

と、いったん落ち着いたが、曲名がなんかしっくりこない。
歌詞にある「そういうことなんだろ」のほうがいいような気がする。
で、仮置きでまた変えた。

そういうことなんだろ ~晩春のラブソング~

E7 G7  A7   B7
この季節が過ぎたら すぐに
E7 G7 A7   B7
大切な人に 出会える
E7 D7 G7   A7   B7
きっと 誰もが そう思ってる
E7 D7 G7 A7   B7
ずっと 誰もが 暖めている
E7 A7 G7 A7   B7
運命のときは 場所なんて選ばない
E7 A7 G7  E7 G7 A7 B7 E7
愛し合うことって 時間なんて忘れる

E7  G7   A7  B7
私たち幸せに なれるの?って訊くけど
E7 G7     A7   B7
そんなことって わかるわけないじゃない
E7 D7 G7   A7   B7
きっと誰もが  そう思っている
E7 D7 G7  A7   B7
ずっと誰もが ためらっている
E7 A7 G7   A7   B7
そばにいるだけで それだけでいいさ
E7 A7 G7  E7 G7 A7 B7 E7
愛し合うことって そういうことなんだろ

E7 D7 G7  A7   B7
きっと誰もが とても不安で
E7 D7 G7  A7   B7
ずっと誰もが 永遠を求める
E7 A7 G7   A7   B7
そばにいるだけで ずっといるだけで
E7 A7 G7  E7 G7  A7 B7 E7
愛し合うことって そういうことなんだろ

E7 A7 G7   A7   B7
そばにいるだけで ずっといるだけで
E7 A7 G7 E7 G7  A7 B7 E7
○○と○○は そういうことなんだね

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