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金さえあれば、幸せになれると考える日本人

たくさん稼いで何がしたいの?

こういう風に聞かれた時、返答に困る人は結構いるかも知れない。

実際のところ、私も聞かれたら結構返答に困る。

高級外車乗り回して、高級住宅を購入して住んだり、贅沢三昧の旅行や生活を送る。多分、一般庶民が思いつく大金の使い道範囲の事柄ってこの辺だと思う。

金さえあれば、金さえあればと呟くサラリーマンって結構多いよね。

多くの人たちは最終的には働いてお金をたくさん稼ぐことを目標にいい大学を目指して、給料が高く福利厚生の充実した女の子に持てそうなネームバリューのある企業や職業に就くわけでしょ?果たしてそれで本当の幸せが手に入るのだろうか?

そもそも競争の激しい狭きもんなので敗れし者たちも大量発生してしまうわけだよね。運良く入れてもパワハラ、セクハラ、過剰労働を強いられたり、プレッシャーに押しつぶされて再起不能になる人達もいる。

この競争社会で見事勝ち抜いて勝利を掴めば、地位、富、名誉の3つが手に入る。周りから羨望の眼差しが向けられ称えられるたりもするだろうね。ただ、それが人生の全てだ、価値なんだ!と思い込んでしまうと夢破れた時の逃げ道がなくなるよね。

極端な話、お金を稼ぐのって贅沢する以外に考えてみると、生活するためだよね。じゃあ、お金稼がなくても飯、風呂、寝床といった快適な生活環境が手に入るのであれば、一日も働いて稼ぐ必要は無いわけだ。生きていくための労働は必要になるけど。

とはいってもたくさん稼げる能力がある人はとりあえず稼いでみて一通りの贅沢を経験してみるのもまた一興。それで色々経験してみて人生はお金だけじゃないという悟りの領域に入ってから競争社会から離れるのもあり。

金金金といった競争社会では手に入る物も大きいが失ったときもバカでかい。ストレスや重圧に押しつぶされそうになったり、いつも胃がキリキリしながらカリカリしながらお金を働きながら稼いでいる人達で溢れかえっている。

働くために余暇時間が大幅に削られて自分のために使える時間が少なくなってしまう。だから、私はこんなにもストレスに苛まれているんだと気付かされる。自分の時間が少なすぎると他人に対して優しい気持ちで接することができなくなる。些細なことでキレてしまうし、ずっと何だかイライラ感が漂い続ける。

働いて稼ぐことにこだわり過ぎて、余暇時間が減ってしまっていることの悪影響。これだけ余暇をたくさん犠牲にしてもサラリーマンという職業は年収の高い一部の企業や職業を除いてそんなにたくさんは稼げない。

最近はSNSなどによって様々な情報源に触れられるから徐々に変わりつつあるけど、まだまだ拝金主義的な価値観は強いと思う。資本主義だから仕方ない部分はあるけど、少ないお金でも生きていける生活環境や何かしらのスキルや人間関係(仕事を紹介してくれる、手助けしてくれる)を作っておくと下手な保険商品に手を出すよりもよっぽど保険になると思う。凝り固まった典型的な思考ではなくて複数の仕事や複数の生き方の選択肢を持っておくことがこれからの時代は大切になるような気がする。

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