第7回「人生、あるがまま」文字起こし

遠:120°禅の遠藤翠です。

S:元ラジオディレクターのSattomoです。音声配信番組「人生、あるがまま」第七回の配信となります。今回は素晴らしいゲストにお越しいただいています。ツイッターネーム:あかいひぐま こと あかさんです。よろしくお願いします。

赤:あかいひぐまです。

S:実はあかさんのツイートはよく参考にさせて頂いてたんですけれども、たまたまスペースやられているところに出くわしまして。で、タツオさんというホストの方とあかさんが非常になんかラジオ番組聴いてるみたいに面白い感じで話してて、ああ、これは楽しそうだなあと思って、私も参加させていただいたところから、今回のご縁になったんですけれども。遠藤さん、あかさんの印象って何かあります?

遠:あのね、想像なんですけどね。あかさんのツイッター見るととても正当な怒りというかね、そういうのを感じるんですけど。でも、おそらくね、お人柄は優しくて柔らかい人だろうなと実は想像してたんですね。今日声を聞いてね、間違ってなかったかなっていう気がしております。

赤:そうですかあ。

S:ちなみにあかさん、なんか遠藤さんの印象ってあります?

赤:はい、堅い人なんだろうなと思ってたんですよね。なんか言葉もきちんと書いてあったりだけど、絵文字とかも使っちゃってるから。不思議な人だなぁと。

遠:普通のおじさんでございます。

S:本当に不思議な印象はありますよね。遠藤さんに関しては。

遠:当人というのはそういうことって全くわからないんですね。言われないと、やっぱりね。あのええ、全く分からないんで、どんどん言ってもらわないとね。僕みたいな人間はね、言われないとわからない男ですからね。ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。

赤:はい、お願いします。

遠:マイクの前で今頭を下げております。本当に下げてますからね。あの、あかさん初めましてなんですけども、あかさんのツイッター拝見させていただいて、幾つかリツイートさせていただいている。実際、現在、そういう風な雰囲気でやってるんですが。で、あかさんが実際、twitterを使って情報発信に目覚めたって言うと、実はちょっとだけプロフィールを拝見したら2010年からやってらっしゃるんですね。残念ながら私、それより遅れましたけども、ずいぶん長くやってたんだなと思って。それでちょっとね。やっぱり相当興味が出たのは、そういう情報発信に目覚めた出来事って何かあるんでしょうか。

赤:自分は、大きく言うと9.11からなんです。あの時にテレビから飛び込んでくる映像と自分の感覚の違いが、あまり大きくて。結局なんでこんな簡単にこんなことになっちゃうのっていう。いろんな疑問符が湧いたんですよ。で、その時に色々と自分の頭の中で整理したらこれはありえないだろうと、とんでもないことが起きてるなこれっていうふうに思ったわけですよね。

遠:あの風景と情景にやっぱり違和感を感じたということでもあるんでしょうか?

赤:バリバリ違和感ですよね。ちょうど仕事終わって帰ってきて、椅子に座って一杯飲み始めた時に、これすげえ映画だなとおもって途中から見たら。これ何て題名だーって聞いたんですよ。今これ実際起きてることだよって言われて、簡単にペンタゴンが攻撃されちゃうっていうのもすごかったけど。あのビルが簡単にあんな風に崩れるっていうのが、自分の感覚ではもうあり得ないっていう感覚だったんですね。だから、世界とか、そういうところでは大変なことが起きているんだなと。で、日本はまともだと思ってたんですよ、その時まではあの3月11日です。2011年あの東北大震災までは日本はまともだと思ってたんです。原発は壊れちゃってひどい大騒ぎになってるあれっこれってそんな簡単に壊れるもんじゃないんじゃないのっと思って原発のことを色々調べたんですよね。そしたら原発だけじゃなくて、政治やらもういろんな国や団体やら。当初持ち込んだ読売、正力松太郎さんでしたっけ?

遠:そっか、今、正力さんの話ですか?

赤:はい、その人たちとかにもつながっていって、結局これは一体どういうこと?っていうことで、さかのぼって行ったんですよ、そこから歴史を。日本の歴史をどんどんどんどん遡って、それまでは私、あの恥ずかしいことに原発は必要なもんだと思ってたんです。電力ね。日本は資源のない国と言われて、で電力を作るのに必要だろうと。それに文句。言うやつは電気を使うんじゃねぇよっていうふうに思ったんですよ。

遠:確かにね。

赤:利権まみれのとんでもない原発に関するそのお金の流れ。マネロンに使っている部分とか、これはとんでもないなあっていう。そこで、日本の腐敗っていうものに気が付いたんですよね。かなり遅かったですよだから僕、日本が腐ってるなあっていうふうに思う。

遠:そうですね。おそらく私とあかさんと、まあもちろんSattomo君もそうですけどね。あ、それもあるか、これもそうだと怒りがね、たまってきちゃうと思いますよ。まあ、僕は、日本好きですからね。あまり言いたくはないけど、政治や官僚も含めて、その辺の部分っていうのはひどい国だなと思いますね。

赤:僕も日本大好きですよ。だから、なんでこんな風になってるのかっていうのが、これなんとかしなきゃいけないっていうふうに、どんどん深みにはまってたんですよ。

遠:ハマったらもう抜けちゃダメですよ。

赤:普通に物事を見れなくなって来る。なんで今まで楽しかったものが、全然楽しくなくなってくるっていう。参りました。

S:じゃあ、3.11でいろんな裏の面にお気づきになって、それで騙されている人が多いというところで、情報発信を始めたっていう感じですか?

赤:そうですね。その前までは、中東でいろいろ問題があったイスラム国とか、あの辺の広報とtwitterでやり取りしたりしてたんですよね。自分は情報発信じゃなくて、情報収集の為にtwitterを使ってたんです。で、そのイスラム国の広報が日本人に向けて映像をつくるのに色々苦労してるとか。あまり酷いのは見てくれないのでー。そしてなんか機材運ぶのにジャンボ使ってるとかって、お前らいい加減にせよと。そして映像自体が作られているものばっかりだから、もうフェイクが大過ぎるじゃないですか。こんなことするんだなあっていう興味もあったし、特に中東関係になってくるとシリアとかとんでもないことになってたんで。もともと9.11の時からイラクに攻める多国籍軍ですか。あいうのを見てて、ただのいじめにしか思えなくて。いらねえなあっていうふうに思います。更に日本なんかすぐお金出しちゃうじゃないですか。90億ドルっていう。あのお金が自分たちの納めている税金から人殺しのために使われているんだと思うと、もうイライラ・イライラしてたんですよ。

S:そんな怒りをパワーに変えて情報発信されていく中で、やっぱりいいこともあったんじゃないですか?

赤:そうですね。自分はツイートTVってYoutubeで番組あったんです。服部じゅんじさんがやってる、じゅんちゃんっていってるんですけど。その人がやってる番組で、たまたまチャットがあって、その中で意気投合する人たちが現れたんですよ。要は、自分はさっき言った3.11までは自分の名前フルネームと自分の顔で、あの素顔でやってたんですよね。そのツイトーTVっていう番組が、ちょっとレアなぶっ飛んでる番組でして。そこに集まってくる人は、タブーなしでチャットの中でバンバン話し合うんですよ。その中でやっぱり意気投合する人たちが何人かいて、彼らと共に3.11以降これなんとかしなきゃダメだから、って言うことでtweeterでやってみようかっていう話になったわけですよ。それで、ぶっ飛んでる連中ばっかりだから、nonさんとかもそうなんですけど、これはやばいと思って、名前を“あかいひぐま”に変えたんですよ。慌てましたよ。もうこれはヤバイなあっていう。彼ら彼女らは、もう凄い知識持ってて。勉強になることばっかりでしたよねえ。自分どっちかっていうと、騙される方のタイプなんです。何回も騙されてるんですよ。もう昔はバリバリの右側で、半島系や大陸系のことをものすごく嫌ってた時期もあり、その中でその連中といろんな話をしているうちに、いろんなリンクを投げかけられて、それを色々見た時に、あれこれ違うのかとかね。これどうなってんのとか。そんな気づきが一杯ありましたね。その後、彼らと力を合わせてやり始めたんですけど、そのツイートTV自体がユーチューブからバンされちゃったもんですから。今、ツイキャスで夜遅くにやってるんですけど、なかなか入れなくて。

S:でも、そんなあかさんが自分を形成して行く中で、影響を受けた人とか作品とかってなんかあったんですか?

赤:自分に影響を与えてくれた人達は沢山いると思うし、映画なり本なり色々なものがあると思うんですけど。僕に一番影響を与えたのは、オートバイなんですよ。オートバイがあって、そのオートバイを例えば常識的な乗り方をしてたりすると、まあそれはそれで何の問題もなく終わってたんだろうけど。違う乗り方や使い方をするから。

遠:なんだろうそれ。

赤:一般的じゃない。サーキットに遊びに行ったり。

S:ぐっと入り込んでる感じですね。

赤:そうなってくると、一般的な整備書とかマニュアルとかいうのが意味なくなってくるっていうか、あんまり意味ないんですよ。極端な話言うと、1300ccを1600ccに排気量上げてみたり。あまり一般的にやらないことをどんどんやっていて。そうすると自分で考えなきゃならないじゃないですか。オートバイっていうのは転ぶと痛いし、下手したら死んじゃうからね。真剣なんですよ。真剣にいろんなものと取り組んでいって、一つ一つのものの動作とか、そういうのを理解して行かないと。タイヤが付いていればいいとか、そうじゃなくて。タイヤのサイドウォールがどのぐらい荷重がかかったときに、タイヤは一番性能を発揮するのかとか。そういういろんなことを細かく、まあエンジン内部のことも全部そうなんですけど、それをやっていくうちにマニュアルじゃ全然話しにならない。やっぱり勉強するっていうか、疑うっていうか、考えるっていう。壊れたら嫌だから壊れないように壊れないように、いろいろ考えていくじゃないですか。でもパワーも欲しいんですよ。その辺の釣り合いですよね。

遠:なんか分かるなあ。

赤:そうやっていくうちに、色々と楽しい物が出来上がったり。まあ、あまり詳しく言わないですけど。

遠:でも、そういう一つの思考の積立方っていうのかな、考え方っていうのが、バイクによって整理されて。きっといろんなものを見る視点が、バイクと同じように一つ一つ組み立てていくというかね。そんな風なたぶん考え方に、どんどんどんどん近づいて行ったっていうか、そんな気が今聞いててしたんですね。

赤:だから、オートバイかなぁと。

S:僕もあかさんの話を聞いてて、勘のいい人なんじゃないかな、この人って思ってたんですけど。それがバイクからきているっていうのは…それはお幾つぐらいから始められたんですか?

赤:僕はもう16歳ぐらいから。乗るのも好きなんだけど、バラバラにして色々と加工したり、なんだりするのが大好きで。ずっと今までも続いているっていう。

遠:うらやましい趣味ですよね。

S:スペースでお話している時に、自分の軸を持つことが大事みたいなことを、確かあかさんがおっしゃってたと思うんですけれども。バイクとかそういうのに出会えた人はいいでしょうけど、なかなかそうじゃない人も多いと思いません。

赤:なんでもいいんだと思います。絵でも花でもなんでも。ただ、どこまで深く考えて突き詰めていくかっていう。何か一つでもやったら、多分いろんなものに繋がるんじゃないのかなっていうふうに。

遠:好きこそものの上手なれなんて言うの、ジジくさいことを言いますけれどもね。ジジイがジジ臭いこと言うんですけども。ちょっとだけ余談を言うと、禅にも通じるんですね。私がすすめたい禅っていうのはね、要は集中するということなんですね。例えば、絵が好きな子供が一生懸命、無心になって絵を描く。大人になると、どんどんどんどんそれが消えていくんだよね。それはちょっと残念なことなんですけどね。大人になっても、やっぱ無心ということが、要するに集中して無心になるっていうことは多分、あかさんの場合はバイクをやってて、そういう瞬間が随分あったんじゃないかという気がしますよね。それは、まさしく禅ですよね。

S:ちなみに、これからの時代を生き抜くのに必要な能力って、あかさん的にはどんな能力が必要だと思いますか。

赤:やはり、自分軸をしっかり持つって言う事ですよね。要は、足を地面にがっちりつけて、世の中ってとんでもないことが起きてるじゃないですか。今、特に。これからも多分起きていくと思うんですよ。そのときに、自分の頭で考えて、いろんなものを入れて考える能力がやっぱり必要じゃないかなと。今の状況を見ていると、なんやかんや言って8割ぐらいがワクチン打っちゃってる状態じゃないですか。僕は、新型コロナウイルスって何なのっていう風に、始まった当初に調べ始めて、なんともモヤっとしてて、何がどうなのかっていうのがハッキリしないのに、みんな大騒ぎしてる。そして、恥ずかしいんだけど、2019年の12月には自分はもう完全に皆んなより先にコロってたんですよ。情報取り入れすぎちゃって、これヤバイぞっていうふうに思ったんですけど。やっぱり一歩落ち着いて考えるっていう、それが出来てなかったなーっていう。で、まぁ2020年の2月、2月後半には「あ、これは完全に嘘だ」っていうのが分かって。これ大変なことになってる、俺ね仲間うちで結構ヤバイぞって言って引っ張ってたと思うんだよ。で、ある日こんなもん何もねぇんだって言ったら、もうどっちなのよってね。やっぱり自分軸はブレちゃうとだめなんだなあっていう風に思いましたね。

遠:なるほどね。

S:まだまだ聞きたいことが沢山あるんですけれども、次回もあかさんにはお付き合いいただいて。今回は、このへんで閉めさせて頂きますね。第7回「人生、あるがまま」ここまでのお相手は

遠: 120°禅遠藤翠と

S:元ラジオD•Sattomoと

赤:あかいひぐまでした。

3人:バイバイ。

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