第28回「人生、あるがまま」文字起こし

遠:皆さん今日は、120°禅の遠藤翠です。

S:元ラジオディレクターのSattomoです。音声配信番組「人生、あるがまま」第28回の配信となります。今回もまたまた素晴らしいゲストにお越しいただいております。ツイッターネーOracion(祈り)ことOraさんです。Oraさんよろしくお願いしまーす。

O:よろしくお願いしまーす。ハミダシ人生自由を謳歌中、Oraちゃんです。よろしくお願いします。

遠:よろしくお願いします。ハミダシ人生が今日はやってきましたって感じだね。

S:手強いですよ。

遠:手強いねえ。

O:そうでもないですって。

S:でも、Oraさんといえば、我々がやっているスペース“クジラ会議”に参加していただいたことがきっかけで知り合いましたけれども。山口出身なんですよね。遠藤さんの大好きな「じゃけん」のお姉さんですよ。

O:っていうよりも「じゃけぇのぉ」みたいな感じ。

S:ちょっと今の気分を山口弁で言ってください。

O:「ぶっち楽しいけぇ、楽しんでいくわ。」

S:女の人でもやっぱパンチあるわ。それでツイートを見ているとね。音楽ネタが多いなあっていう感じで、この人は完全に音楽ファンだなあって感じがするんですけれども、なんか楽器とかやられたりするんですか。

O:私は、ほんと音楽好きでね。おばちゃんがピアノの先生なんですよ。ちっちゃい頃ピアノも習わされそうになったんやけども。バイエルン隠したりとかしてね。ちょっと拒否って。それで、聞かされる音楽はクラシックとかね。そんなんばっかりやったんやけども。ロックに目覚めましてね。で、親の目を盗んでロックを聞いてたという、バンドもやってましたしね。

S:あ、そうなんですね。どんな音楽やられたんですか?

O:私がやってたんは、フュージョン的なやつかな、混ざったような音楽。楽器はね、ボーカルだったんですけど。ギターは弾けたんですよ。ベースギターも担当したことあります。

S:遠藤さん、楽器は。

遠:あの、そこで突っ込まないでくれる。

O:何今の沈黙は。(笑)

S:カラオケ専門ね。

遠:いやいや、女の子にモテたくてね。アコースティックギターの安いやつ買ってね。最初は、皆さんやってる「禁じられた遊び」みたいなね。やりますね。どういう曲だっけ?忘れちゃったけどね。

O:チャンチャンチャン、チャーララ、チャーララ、チャーララ。

S:そうそうそう。

遠:それやったんだけども。一曲まともに弾ける前に飽きちまって、というか諦めて。ああ、僕には才能がない。

O:あるあるですね。

S:ちなみに音楽のお仕事をなさってたっていうことではないですよね。

O:全然。

S:元々じゃあ、お仕事的にはどんなことなさってたんですか?

O:関西圏の大学を出て、そのまま航空業界へ。でね、華やかな感じするでしょう?実はカーゴの方ね。国際航空貨物っていう、通関関係の仕事をやってました。輸出だったら、商社さんいますよね。商社さんから荷物をもらって、書類を作成して。で、通関しないといけないんですよ。どんなものを送るかっていうもの。書類を作成したりとかして、通関として飛行機に乗せる。輸入だったら、向こうから外国からきますよね。でその書類を見て、今度は関税の計算とかが入ってくるんですよ。品物によってね。そう言う書類を作成して通関を通す。で、日本のお客さんの方に配達するみたいな。そういエージェントですよね。

遠:密輸とは違うんですね。

O:密輸とは違いますけど。でもね、ときどき書類の袋の中にね。チョコレート入ってたりする、そんなのがありましたね。

S:たまにちょっと怪しい臭いのものがあったりもするわけですね。

O:うん、だからね。麻薬犬とかね。よく可愛がりに行きましたよ。本当お利口さんやからね。パッとやるんですよね。

S:じゃあ一番初めのスペースの時にちょっと大変だったみたいなことをおっしゃってたと思うんですけれども、なんかあったんですよね。

O:別にあったんじゃないんですけどもね。私ね、岩国でもちょっといいおうちっていうか、軍人だったんですよお祖父ちゃんがね。なんか家柄がいいみたいな感じで、もう母がおも思い込んでてすごい、厳しかったんですよ。しつけやその教育ですよね。ちょっと偏見があるみたいな感じで、職業に対する偏見とかがあるから。勉強していい学校に入らんにゃね、あんた、こういう職業につくようになるんよとかってね。そういうのんで、結構こう顔色見ながらみたいな。うん、そういう育ち方しましたね。父はね、普通のサラリーマンだったんですけどもね。ただ、その父の方の家がちょっといい家っていうか、なんか意識を母が持ってたみたいな。何々しちゃダメ、あれしちゃうダメこれしちゃダメっていうのが凄くありましたね。またそれに、なんか答えようとした自分がいたみたいな。優等生だったんですよね、要するに。

遠:その辺もあってロックに魅せられたということも…

O:多分そうだと思いますね。なんか反発心があったのかもしれませんね。

S:でも、そんなOraさんがね、日本が変だなって思ったキッカケってなんかあるんです。

O:さっきも言ったようにね。軍人の家庭だったんですよね。で、父方のおじいちゃんが本当はね、岩国の城下町のお医者さんをずっとしてたみたい。先祖っていうかね。で、ずっと医者で来てたんですけども、戦争が始まったということで。父のお父さんですが、軍人になると言い出して。親の反対を押し切ってっていうか、医者になれっていうところをや軍人になるってゆって。で、この大学に入れたら軍事になってもええとかって言われて、それを果たして、海軍に入ったんですよ。これね、私もびっくりする話があってね。ちっちゃい頃から本当になんか聞かされてきたんだけども。おじいちゃんが、海軍の駆逐艦“天霧”っていうのに乗っててね。ソロモン諸島で、ジョン・F・ケネディの魚雷艇を沈没させたんですよ。それで駆逐艦でそういうふうに沈没させたりとかしたら、敵は助けずに全部皆殺しですよね。そういう指令が出てるにもかかわらず、おじいちゃん達ですよね、「武士の情けじゃ」とかっていう話で、ケネディーの命を救ったっていうんですよ。

遠:それはすごい。

O:それでケネディーは命拾いしてるんですね。で、その後に大統領になったでしょう。で、選挙の時にも応援に行ったらしいです。そんなことでね、うちにはケネディーの手紙があるんですよ。なんかネットで見るとね、ちょっとストーリーが違うからねどっちが本当なんかなって思うのはあるんですけれども。たぶん、おじいちゃんが話す方が本当だと思う。

遠:そうだと思う。

O:おじいちゃんは、そういうこともあって、ちょっと病気になったもあるんだけど、戦死は免れて93歳ぐらいまで長生きして人生を全うしたんですけれども。長男がね、エリートの軍人になって。こんどは、おじちゃんが陸軍で戦車隊の隊長やってて。若いんですよ。ハタチ過ぎぐらいでね。すごい人間性が良かったっていうか。上からはね、もしも駄目になったら自分は生きて帰るなみたいな命令がね「生き恥をさらすな」。おじちゃんは、ずっと頭いいんか知らんけども、生き延びて生き延びて、グアムね。最後の連帯になったらしいんですよ。それでもやっぱり、もう追い詰められて敵の弾があたって負傷したんですね。で、「自分はもうこれ以上、足手纏いなるわけにはいかん」ってゆって、「ああやって、上から命令わくだったけれども、お前たちは絶対生きて帰るんや」とかって言って。自分でね、頭を打ち抜いて「天皇陛下、万歳」ってゆって自決したらしいです。

遠:現代とのこの違いがあまりに凄過ぎて言葉がないね。

O:それで生き残って帰った方がいらっしゃるんですよ。日本へね。それで、その方たちがその様子を本にしてくださって。本が残っているんですよ。自己出版じゃないかな、お金つのって自分たちで作ったんだと思うんです。そういうのを昔から聞いたりとか、それとか岩国空襲もあったしね。そんな話とかね。私、高校が広島だったんですね。広島の高校通ってて、広島はやっぱりね、平和教育が盛んなんですね。だからそういうので、もう戦争は2度と起こしちゃダメっていう思いがすごく強くて。そういう風に育ってきたんですけれども。今の世の中ね、「テロは許さん」みたいなことになって独善的なことをゆって戦争に加担して行ったりとか、集団的自衛権の強行可決やとか、なんでこういうことが起こるのかなっていうのがキッカケかな。で、あの服部順治さんのTweet TV、それで安保の時はそのことを凄い一色にやって、そんなんでずっと聞いたりとか。そのうちチャットに入るようになって、nonさん、あかさんとか、ゆっきんさんとかね。ああいう所と繋がって。真相追求みたいなやってるうちに、やっぱりこれ世の中の裏にわ暗躍するなんかあるねっていうのを確信したわけですよ。戦争はおこるんじゃなくて、起こされているんやって言うことになっていて。

S:陰謀解説員の遠藤さん、色々あるんじゃないですか、今の話しを伺っていて。

遠:この言い方はちょっとね。差別的な言い方がちょっと混ざるかもしれませんけどね。やっぱり鬼畜米英という言葉が昔あったようにね。その昔の戦争時代の物の言い方というよりも。もしかしたら、いまだにそうであるし、全部前から要するに鬼畜米英だったんだと僕は思い返していたりするんですね、今はね。

O:分かります。

遠:それこそこれは、本当に気をつけなきゃいけないモノの言い方を僕もしてしまいますけれども。結局、白人というものと、それから黄色人種というものと、一つの格差というか、一つの彼らの考え方。同時に彼らのっていうのは、要するにグローバリズムの皆さんですけどね。彼らの元々持っている優生思想というか、選民思想という。それがとにかく基本にあるわけですよ。で、そこから見ると、いろんなことがね。「アレもこういう動機があるような。これもこういう動機があるような。」例えば現在に至ったってそうじゃないですか。私たち日本人が、なぜこんなに農薬をいっぱい使わされて、添加物もつかわされて。これはもう一種の選民思想、優生思想の表れですよね。彼らの動機というものも含めて分からないと、目が覚めないと思うんだよね。あんたがた、要するに彼らから見た俺たち日本人ですけど、それぐらいな思いで見られてて。結局、それでこの30年が停滞してたって言うけど、要はずっと搾取をされてて。今、特に搾取がまた激しくなってっていうね。これ全部そう言う事なんだよっていう。そのことを分かって頂かなきゃいけない若者たちがいると、僕は思ってるわけですね。まぁ、陰謀と言うより。そういう所が一番、もしかしたら私たちが伝えていかなきゃいけないっていう。理解して貰うために伝えていかなきゃいけないなあっていう気がしてますね。以上です。陰謀解説員の遠藤でした。

O:パチパチパチパチパチパチ。

S:因みに、Oraさんの人生で影響を受けた人や、本や映画、音楽なんかあります。

O:やっぱり感性を豊かにしてくれたっていうのが、音楽でね。影響を受けたんですけれども、ロック魂に拍車をかけたっていう女性ボーカリストがいまして。あんまり知られてないんですけれども、山根麻衣さんっていうね。昔は、ロックやってたんですよ、若い頃はね。J- Walkっているでしょ。あの人たちがバックバンドについてたりとかした時期もありましたね。本人も売れないっていうのは重々分かってたみたいでね。小さいお酒を飲めるようなライブハウス。ああいうところでよくライブやってて。観に行ったりしてたんですけどね。あの声のパンチの強さ。ハスキーで気が強いね。でね、彼女の言葉が本当にね。自分の言葉で喋るっていうか「自分はね。まあ、こんな感じで、売れてはないんだけども。でもね。そんなことは私には関係なくってね。私は、ただ自分の歌が聴きたい。歌ってほしいって思う人が居る限り、私は歌いたいんや。」と「私は歌歌いなんや」って言ってたんですよね。そん時になんかこうビビって。その時、本当リアルにボーカルやってたからビビってきて。歌詞の中にね、「心を縛るものを捨てて、ただ歌いたい」っていう歌詞があるんですね。で「I wanna be free」っていうのコレでもうビビってハートに感じたっていうかね。魂が震えるっていうかね。伝えたい人にものを伝えるのは、本当に心で接していけば、通じるものは通じるんやって感じたっていうか。だから人と関わるのは、そういう関わり方がして行きたいなあっていうのを初めて感じたっていうか。そういう事を教えてもらったかな。

遠:素敵だね。

S:遠藤さんはカラオケ、陽性さんがレパートリーですよね。

O:オハコは何ですか?

遠:カラオケ屋さんで、「すみません陽水しか歌えないんで、お耳おし致します」なんて言うとね「よっしゃ、少年時代」と。まぁ、だいたいこれが出てくるね。少年時代だね。

O:「氷の世界」とか好きやけどな。

遠:あのね。僕、酔っ払ってくるとそっちに入るんです。「氷の世界」に入っちゃうんですね。あれを歌ってて気持ち良いし、詩が好きなんだよね。田舎の雨が川面の向こうから、ずっとこっちへ走ってくるのが見えるような。そういう僕の田舎の情景が、記憶に残っているもんですからね。陽水の「氷の世界」を聞くとね、その情景がグワーッと浮かんでくるんですね。個人的にはもうとても恍惚の瞬間でございます。

S:やっぱ音楽は皆んなありますよね。多分それなりの思い入れというかね。ちょっと話が変わりますけれど。世の中、混とんとしている部分もあるじゃないですか。そんなこれからの時代を私たちは生き抜いて行かないといけないと。Oraさんが思う生き抜くのに一番大事なものってなんだと思います。

O:よくツイートで言うんですけども。直感・違和感・肌感、大切にって。何かね、事件が起こっても、大体みんなテレビですよね。ネット知らない人たちは、テレビで情報を得るから。嘘を言われても全然、気がつかないわけですよ。でも、なんか今の日本も世界もですけれども、報道がちょっとおかしいでしょう。だからそういうとこでね、なんかぱって引っ掛かりがあればね。それが違和感ですよね。で「おかしい」って言う直感とか違和感とかね。それとか、例えば「コロナ怖いよ、怖いよ」って一生懸命テレビとかしてるけれども。外にあんだけ人が出てて、あんだけ密でもみんな普通にしてるやんっていうのは、そういうの肌感ですよね。怖くないんちゃうとかっていう、そういう肌感とか。そういうものを感覚で掴んでほしいなって思うんですよね。

遠:特に今は重要だね。そういう感覚がね。

O:それがね。もう今やね。本当危機感に変わっているわけですよ。だから、そこから感じたものから想像力で危機感まで繋げて欲しいんですよね。本当、世の中のおかしさ。今ね、本当、チャンスだと思うんですよ。こんなおかしいのにってなんかもう偏向報道の一言ですよね。ロシアのことにしても、大統領選にしてもコロナにしてもね。意見が違った報道がされたりとかしないといけないはずなのに、どの局も論調を揃えてくるという。

遠:真実を伝えられるかどうかっていう事にかかってると僕は思ってるんですね。それも信頼できる仲間あるいは誰かだったり、彼女だったりね。そういう人から真実を聞いてもらう、そういう行動って言いますかね。そういう動きがね。これからの時代を生き抜くという意味でもね。要するに真実を知らないと、これから生きていけねぇよっていう世界ですよねってことなんですよ。私が言いたいのはね。

O:真実もそうですけども、物事の本質をはぐらかされるから。本質を見失っている人がたくさんいるよね。例えば食べ物にしたって、なんでもこの五感がもう緩るなってるっていうか。

遠:結局、今の日本の社会っていうのが、やっぱりぬるま湯なんだよね。表面的にはね。だからぬるま湯につけられている日本国民がいて。これで足元でガンガン火が炊かれて。

O:ゆで蛙よね。

遠:もう「なんだか熱いなぁ」なんって言って、そろそろ顔真っ赤になって。その辺まで来てて、もうそろそろ茹で上がちまう。はい、一丁あがりっていうね。その辺に来てると僕も思いますね。

S:いや、まだまだ色々お話をお伺いしたいので、Oraさんには次回もお付き合い頂きたいと思います。第28回「人生、あるがまま」ここまでのお相手は

遠:120°禅 遠藤翠と

S:元ラジオSattomoと

O: Oracionでした。

3人:バイバイ。 

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