小6の読書感想文

感想文がよくわからなかった。まず感想ってあんな細かくきっちりした枠が施されてる紙に書くもんじゃないじゃん、というところから意味分からなくて苦手だった。

書き方がわからん。最初にあたしは本のあらすじをつらつら書いた。(だって採点する先生があらすじ知らなかったら、まず感想とか共有できなくない?と思った)そのあと、感想をまたつらつら書いた。本が好きだったのでたくさんかけた。語りかけるように書いた。その時のあたしの中の読書感想文っていうのは、親とか友達に映画やら漫画やら「あれおもしれーよ!しらないの?こんなこんなでね…」と伝えるようなものっていう認識だった。

結果怒られた。「人類さん、読書感想文にあらすじは必要ありません。」赤ペンでデカデカと書かれた上、みんなの前でもわざわざ言われた。感想には一言も触れられていなかった。

その先生には他にもいろんなことでいびられていたので、読書感想文についてはあまりショックは受けなかったものの、にじゅうチョメ歳になった今でも思い出す。そして、じゃあ最初から言えや!!と思う。だがしかし恐ろしいことにあたし以外にあらすじを書いてる子なんか1人もいなかったのだ!なぜ!?

また別の機会に深く書きたいと思うけど、あたしには周りがスッと理解し、簡単にやれることがスッと理解できず、やれない。ということが多々あった。あたしは小学校から中学校までは、ぼうっとした女だった。

でも今でも思う。読者感想文は悪だ!!きちっきちっと枠にはめれば簡単にできそうに見せかけ、実は高度な技や暗黙のルールが散在する。みんな知らないものの感想を書くなんてむずかちぃよう。(この課題には続きがあり、みんなの前で発表するのだ。じゃあある程度のあらすじ言いたいじゃん言わせろ)

おいあの時の担任、あたしのFilmarksを見ろ。あたしはちゃんと書けてる。でもそれはみんな揃いの映画のレビューに貼り付けられるものだから。わかりやすい!!だってそこにポンポン書くだけでみんな共通のトピックについてのレビューを書き、見る。整理整頓されているのだ。

だから、まず読書感想文なんて課題がおかしい。Filmarksでいいじゃん。


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