見出し画像

【1分料理教室】 冷蔵庫に入れる野菜

冷蔵庫に入れる野菜、入れない野菜に迷っていませんか?

これ、理屈が分かれば簡単です。

ポイントは

「野菜が持つ水分量が多いかどうか」

ですね。

分かりやすいのが「里芋」「長芋」とかでしょうか。

調理してみると分かると思うのですが、里芋や長芋って「芋」ですけど実は結構水っぽい野菜です。

こういう野菜を常温で置いておくと野菜が持つ水分が悪くなって「水腐り」してしまい、野菜がダメになるわけですね。
(水腐りした野菜は雑菌が繁殖して酸っぱくなります。もちろん漬け物とは違う酸味ですね。水が腐ってるのでお腹もこわします。)

実は人参なんかも結構水分量多い野菜です。

すりおろしてみたら分かるけどかなり水分量が多いです。

なので人参は冷蔵庫に保存するべき野菜だったりします。


スーパーで

「常温でディスプレイしてある野菜は常温OK」

「冷蔵ショーケースで売っている野菜は冷蔵庫に」

なんて意見もあったりしますが、あれウソです。

ほとんどの野菜は冷蔵庫にしまったほうが良いのに、そんなに冷蔵スペースがないから水分量少なめの野菜を常温でディスプレイしているだけです。

あとスーパーはエアコン効いてますし、売れ行きも良いんでしょうしね。

そういう意味で一番ダメなのは町の八百屋さんですね…

エアコン効いてない場所にいっぱい野菜陳列してますが、あれはよほど売れないと野菜には厳しい環境と言わざるを得ません。
(八百屋さんごめんなさい…)


んー。

じゃあ何を出しておけるの?と考えると案外出しておける野菜って少ないですね笑

・じゃが芋
(日には当たらないように冷暗所に保存。光合成して緑色になったじゃが芋はエグ味がでます。)

・さつま芋
(切ってしまったら冷蔵庫保存しないといけない。)

・かぼちゃ
(切ってしまったら冷蔵庫保存しないといけない。)


・玉ねぎ
(冷蔵庫にしまうと苦くなる性質があります。ただし皮をむいてしまったら冷蔵庫での保存が好ましい。)

・土付きのゴボウやレンコン、大根
(土が付いていることが前提。レンコンも大根も水分量多めなので本当は冷蔵庫保存が好ましい。)

・にんにく
(切ってしまったら冷蔵庫保存しないといけない。)

・冬瓜
(夏に取れたものが冬まで食べられるから付いた名前。名前のくせに夏野菜です笑)

などなど…


うん、あんまりない笑

ほとんどの野菜が冷蔵庫保存ですね。

ということで。

野菜の中の「水分」これを意識して保存の選択をしてみましょう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?