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【作り方】 8月12日(木)〜8月18日(水)のお野菜たっぷり玄米定食

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8月12日(木)〜8月18日(水)のお野菜たっぷり玄米定食

作り方を説明していきますね。

「キュウリの豚しそ巻きフライ 無添加中濃ソース」

キュウリは種が水っぽいので種を取り除くところから始めます。
まず上の部分が皮が固いので鉛筆みたいに軽くむいてください(鉛筆みたいに尖らす必要はありません笑)。
次に縦に半分に割って、種を小さいスプーンで取ってください。
メロンの種を取る感じですね(同じウリ科)。

次に豚肉に巻くためにキュウリを切っていくのですが、豚肉に合わせて切る必要があるので、豚肉は何を使うのかを書きます。
豚肉、SOHSOHでは美味しさとコストのバランスを考えて肩ロース肉を使いますが、普通にロース肉とかでも大丈夫です。
一般的にスーパーに売っているのはロース肉のスライスかバラ肉のスライスだと思います。
フライや天ぷらは料理の仕組み的に「衣で食材を囲って外からの熱で火を入れる”蒸し焼き”」です。
なので脂が多いバラ肉は内部にバラ肉から出る油が溜まってしまうため、できればロース肉や肩ロース肉のほうが良いと思います。
あ、ちなみにもも肉は火が入りすぎると固くなるので塊や繊維を切る挽肉的な感じで調理するのが向いている食材なのと、バラ肉は脂を落とすことができる「焼き」や「茹で」の調理法には向いている食材ですね。

上記に書いたようにお好みの豚肉を選び、その豚肉の長さに合わせてキュウリを切っていきますが、種を取っただけでは泥船のようなカタチになっていると思います。
なので縦にもう一度包丁を入れて1本をトータルで四つ割りにしてください。
そして次に豚肩ロース肉の幅だと1/2〜1/3にキュウリを切って、切ったキュウリを豚肉でちょうど巻けるようにしてください。
理想はキュウリと豚肉の長さが同じになり、パン粉が付きにくいキュウリが豚肉で巻ききれる状態ですが、中途半端にキュウリを残すのももったいないのでキュウリが豚肉よりも長くなってしまっても大丈夫です。

次にパン粉を付けていきます。
豚肉に軽く塩、コショウをしましょう。
味付けの目安はパン粉を付けて揚げて、ソースをかけずに食べたら「ちょっとだけ薄いかな…」と思うくらいです。
「後でソースかけるから味付け無しでいいや」となると豚肉やキュウリの旨味が引き出せず、ソースの味だけで食べることになってイマイチな仕上がりになります。
必ずキュウリを巻いた豚肉に塩、コショウを忘れずに。
そして小麦粉(一般的には薄力粉を使います)→溶き卵→パン粉を付けます。

揚げていきます。
油を170℃に熱し、パン粉を付けたキュウリの豚巻きを油に入れます。
時間にしたら3分から4分くらい。
キュウリに火が入りすぎたら美味しくないので一度揚げで豚肉には火が入り、キュウリは火が入りすぎてクタクタになってないくらいを狙います。
もし切った時に豚肉が赤かったら切った部分をつなぎ合わせて2〜3分置いておくと余熱でちゃんと火が入りますよ。

美味しくフライが揚がったらお皿に盛り、ソースを掛けて仕上がりです。
ちなみにSOHSOHではケンショーさんの中濃ソースを使ってます。
いろいろ試してみたけど、これが一番美味しいです、マジで。
「SOHSOHオススメの食材・調味料」
https://note.com/jinnoryuhei/n/na972d1cd584a

「カボチャとピーマン、新生姜の塩バター炒め」

カボチャは国産の場合は皮まで美味しいので、悪くなっている部分だけ削って切っていきます。
種を取って、できるだけ薄くスライスしてください。

ピーマンは縦に半分に割って、ヘタを取り除き、縦に切ってください。
ピーマンは繊維の関係で縦に切ると繊維が壊れずにピーマンらしさが残り、横に切ると繊維が壊れてピーマンの苦味がやわらぎます。
今回は火を入れる調理法で、ピーマンらしさを残したいので縦に切る感じですね。
ピーマン切る幅はお好みでどうぞ。
ただ縦に長くなるようだったら半分にしてください。

新生姜は薄く皮を剥いて(キレイなら剥かなくてもいい)、ちょっと太めの千切りにしてください。
辛さはかなりマイルドなので、太めのほうが生姜の風味を楽しめます。

では炒めていきます。
フライパンを熱し、油を入れて火が通りにくいものから炒めて行きます。
今回だとそう、カボチャですね。

ちょっと話がズレますが、炒めものは短距離走です。
走り始める時からゴールまでしっかりと想像して全力で工程をこなしていくことで良い結果がでます。
なので炒め始める前に工程をしっかりとイメージしておいてくださいね。

では炒めものに戻ります。
カボチャが半分くらいまで炒まってきたらピーマンを入れて炒めていきます。
ここで塩と隠し味のナンプラーで味付けしましょう。
ナンプラーは隠し味なのでチョロッとで大丈夫です。
この段階での炒め上がりの理想はカボチャとピーマンが同時に8割くらいの状態まで炒まる感じです。
そこで新生姜を入れてさらに炒めていきます。

仕上げにバターを入れてバターが溶けたら味見をして、丁度よければ完成です。

「絹ごし厚揚げ豆腐の煮もの オクラのみぞれあんかけ」

最近スーパーで売ってることが多くなってきた絹ごし豆腐で作った厚揚げ豆腐
ツルンとした食感の良さ、揚げたコク、そして揚がった部分に味が染み込みやすくなっていて、とても美味しい食材だと思います。

最近は「モチモチ絹ごし豆腐」的な片栗粉が入っている豆腐もあり、あれはあれで美味しいですよね。
添加物ガッツリ入ってますが…笑

まずはあんかけのあんから作っていきましょう。
今回は「みぞれ=大根おろし」が入るので、あん自体はちょっと濃い目に仕上げます。
SOHSOHでは基本
・かつおと昆布のだし 12〜15
・薄口醤油 1
・みりん 0.5
・水溶き片栗粉 適量
をベースに作っています。
で、食材に合わせてだしの量を調整して味の濃さを調整している感じですね。
ちなみにだしが12だとあんの味は濃くなり、15だと味は12よりも薄くなります。(わかりますよね?)

先ほど言ったように今回は大根おろしが入るのでだしは12をベースで作っていきます。
だし、薄口醤油、みりんを合わせて沸騰させ、水溶き片栗粉でほど良くトロミを付けてください。

オクラも準備していきましょう。
いつも通りに選別と下処理をしてもらい
「【1分料理教室】オクラの選別と下処理」
https://note.com/jinnoryuhei/n/n452d116ba0c2
輪切りにスライスします。
今回は食感が良いお豆腐の邪魔にならないようにしたいので食感を感じない程度に細く切りましょう。
仕上げはあんを再度温めていく時にやっていきます。

みぞれ…大根おろしも準備します。
これは普通に大根おろしにするだけです笑
大根の汁は入れるとあんかけの味がボンヤリするので今回はある程度しっかりと絞ります。

次に豆腐を煮ていきます。
同じくかつおと昆布のだしに食べやすく切った豆腐を入れて薄口醤油・みりんで味付けをしていきます。
味付けの目安は煮た豆腐が「普通に食べるのにはちょっとだけ薄いかな?」というくらいですね。
豆腐は強火で長時間煮るとすが入る(空洞ができて食感が悪くなる)のでじっくり煮たい場合は弱火で沸騰させないように煮てくださいね。

では仕上げていきましょう。
豆腐とあんを温めます。
豆腐が温まったら豆腐は汁気を切って深いお皿に盛ります。

あんが温まったら汁気を絞った大根おろしとオクラを入れて再度温め、沸騰したら豆腐にたっぷりと掛けて完成です。

お好みで上から刻み海苔をかけても美味しいと思います。

「イカとレタス、キクラゲの中華風厚焼き玉子」

イカはSOHSOHでは基本「一夜干し」を使っています。
新鮮なイカに塩をして軽く干したもので、もちろん無添加ですし、火を入れても固くならず、イカの旨味がたっぷりでとっても美味しいです。
今回の切り方はキクラゲを太め細切りにするので同じように太めの細切りにしてください。
ちなみに胴体に通称「ふね」と呼ばれるイカの骨的なものがある場合があるので取り除くのを忘れないようにしてくださいね。

レタスはイカやキクラゲと同じ太さに切ってしまうと存在感がなくなってしまいますし、大きくても存在感強くなりすぎたりしないので、粗く手でちぎるか、大きめに包丁で切ってください。
生のままで大丈夫です。

キクラゲは先に書いたように太めの細切りにします。
乾燥のものを水で戻して、切る必要があれば太めの細切りにしてください。
キクラゲが乾燥の場合、SOHSOHではこの段階で一度さっと茹でて臭みを落としています。

厚焼き玉子の卵液は
・卵 3個
・だし 60cc
(だしはSOHSOHではかつおと昆布のだしを使ってますが即席だしを使われる場合は中華スープの素系を使ったほうが中華っぽさが出ます)
で、味付けには
・濃口醤油
・砂糖(SOHSOHでは粗製糖を使用)
・オイスターソース(隠し味なのでちょっぴり)
・ゴマ油
を使っています。
ゴマ油がはいることでグッと中華っぽさが出ます。
とにかくゴマ油だけは入れてください。
あと砂糖は入れても甘くし過ぎないことも重要ですね。
具材はイカからは塩分が出て、その他には味が付いてないので卵液とイカから塩分を持っていかれます。
その足し引きを考えて卵に味付けをしてみてください。
(難しいようだけど成功と失敗を繰り返していればわかるようになってきます)

焼いていきます。
先に厚焼きにする容器を準備しておきましょう。
グラタン皿やクッキングシートを引いたバット、もしくはそのままフライパンで仕上げるのでも大丈夫です。

フライパンを熱し、油をなじませてイカを炒めていきます。
次にキクラゲを入れて炒め、温度が上がってきたら卵液を入れてください。
ゴムベラなどで底から混ぜながら5割くらい火が通ったらレタスを入れてもう少しだけ炒めます。
卵が7割くらい火が通ったらグラタン皿やバットに入れて170℃くらいのオーブンで焼いてください。
中心が膨らんだら完成です。
フライパンで仕上げてしまう場合はグラタン皿やバットに移すタイミングでフライパンにフタをして、かなり弱火にしてじっくりと焼いてください。
イイ感じに火が通ればフタを支えにして引っくり返し、反対側も焼いて完成です。

食べやすい大きさに切り分けたら、あとは食べるだけですね。

「ナスと枝豆、黒オリーブの冷製トマト煮」

SOHSOHでの「冷製トマト煮」はラタトゥイユですね。
いつもはいろいろな季節の野菜を組み合わせて作るのですが、今回はシンプルにナスを中心としたラタトゥイユになっています。

まずはトマトソースを作っていきます。
・トマトホール缶
・エキストラバージンオリーブ油
・ニンニク(みじん切り)
・タカノツメ
・塩
を材料でオリーブ油でニンニクを色づく手前まで炒め、タカノツメ、ホール缶を加えてしっかりと煮込んでいきます。
ここで水分量が多いと水っぽいラタトゥイユになってしまいます。
ただ煮詰め過ぎると酸味がなくなってしまうので、味を見ながら「お酢」とお酢の酸味の角を取るための「砂糖」をちょっとだけ入れても美味しくなりますよ。

あと玉ねぎは入れる場合はトマトソースに加えるのではなく、具材として使うことをオススメします。
せっかく玉ねぎ入れるなら味も食感も楽しめたほうが良いですからね。
ちなみに今回は使ってません。

さて、トマトソースが出来たら次にナスを揚げていきます。
ナスはいつも通りに揚げていきます。
「【1分料理教室】揚げナスの作り方」
https://note.com/jinnoryuhei/n/n7a44e4f02e0f
ナスはしっかり冷まさないと皮の色が悪くなります。
急ぎで使いたい場合は揚げた後に氷水に落として冷やす方法などもあります。
(水っぽくなることがあるのであまりオススメしないが)
ナスは冷めたら縦半分に切り、寸切りくらいの長さに切ってください。

枝豆はサヤごと茹でて、サヤから豆を取り出して塩で味付けをしておいてください。
食べて美味しいくらいに味をするとすべての食材を合わせた後でも豆の味をしっかりと感じられます。

オリーブは缶詰めのやつをSOHSOHでは使ってます。
見た目にも存在感が出るようにちょっと厚めの輪切りにしてください。

仕上げていきます。
すぐに食べきる場合は冷たいままで全てをあわせてしまって塩で味を調えたら完成です。

ただ日持ちをさせたい場合はトマトソースを温め、その中にナス、枝豆、黒オリーブを入れて弱火でしっかりと沸騰するまで煮てください。
塩で味付けも忘れずに。

合わせる時に煮たやつは冷蔵庫で3日ほどは食べられます。
お好みでどちらにするか選んでください。

あー、オマケの話ですが、冷たいそうめんと今回の冷製トマト煮、軽いめんつゆを合わせるとおいしい一品になりますよ。
もちろんカッペリーニを使って冷製スパゲッティにするのもOKです♪

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