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【1分料理教室】 おむすびの塩

おむすび作ってますか?

おむすびって美味しいですよね〜

熱々のごはんだと塩と海苔だけでも最高っす!

そんなおむすびですが、お塩をごはんに混ぜてしまっていたりしませんか?

それダメです。

おむすびを作って食べる場合が
「作りたて」
「冷ましてから」
の2パターンがあるとして、どちらもダメですね。

まずは「作りたて」から説明しましょう。

炊けたお米にまんべんなく塩味がつくのって普通に美味しそうな気がします。

が、実はムラがないのは美味しくないんです。

どこを食べても同じ味っていうのはつまらない。

カレーを思い浮かべてください。

カレーは口の中で混ざるんだから、本来は混ぜてしまっていても良いわけですよね?

でも普通カレーは決して混ぜません。

上からルーをぶっかけたりもしません。

これって食べる時にみんなは「ムラを楽しんでいる」んです。

おむすびに戻ります。

塩がかかっている「ちょっと塩っぱくてお米の甘みを引き出されているところ」とまったく塩がかかっていな「お米の味だけがするところ」

この二つがあってこそたった一個のおむすびをより美味しく食べられるわけですね。

(このカレーライス論、ジンノの料理持論でよく出ます)

次に「冷ましてから」はなぜダメか説明しましょう。

それは衛生的な問題です。

炊いたお米は糖分が高く水分量も多いため、非常に傷みやすい食材です。

なので塩を混ぜこんでしまうと最初に雑菌が繁殖する表面の塩分濃度が落ちてしまい傷みやすくなります。

なので塩は混ぜこまず、表面につくようにしないといけないわけですね。

ちなみに味的にも冷ましてからでも表面にしか塩味がないほうが美味しいのでご安心を。




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