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いつもと違う向きで

ホコリを感じて鼻がムズムズした。アレルギーっぽいヤツだろうか。

鼻水が垂れてしまう前にティッシュで鼻をかんだ。左、右、、、お?

左、右。

私の場合、必ず左の穴、右の穴、という順序でかんでいることに気がついた。※片方しか鼻水が出ない場合を除く

試しに右→左の順にかんでみたら、スゴく違和感があった。別にどちらからでも支障はないはずなのに、なんだろう、この体のクセというヤツは。

鼻かみだけでなく、どちらから靴を履くかとか、足を踏み出すときとか、変なオジサンの踊りで腕を回す順序とか、いつも右左どちらかに固定していたことに気付く。

たぶん、子どものころはそこまで固定していなかったんじゃないか。ああ、いろんなことを固定して、固定したことすら忘れているのかもしれない。


鼻のかむ順序を変えただけで違う感覚になるのだ。

もしかしたら身体の左右だけでなく、考え方だとか、好みだとか、いろんなことが固定されているのかもしれないな。

などと思うのも、やはり最近読んだ本の影響だろう。

『ぼくらは嘘でつながっている。』、とても良い本です。