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ちゃんと?感想も書いておきます。

前日のnoteで『100案思考』(橋口幸生著)を試してみた。

ネタのつもりで、軽い気持ちでやったのだが(その結果くだらないnoteになったが)、それでも確信を持ったことがある。

この本はとても実践的で効果的である。

特に、思いついたアイデアをとにかく全部出すというところがミソだ。※ただしパンツは履いておいた方がいい。

アイデアをひとつ思いついても、どうしても「こんなの無理だ」と思ってしまう。しかし、そのように自分のアイデアにダメ出しすると、悩むばかりで時間ばかり費やしてしまう。

自分レベルでのダメ出しをしないだけで、思考が解放される感覚があった。考えるのが楽しくなった。これは自由にアイデア出しする上で大きなポイントなのだろう。

100というのも良い。30〜40くらいなら出てくるが、100となると無理にでも絞り出さないと揃わない。しっかり負荷を感じる。

さらに本書にはアイデア出しの技術が具体的に、しかもシンプルにわかりやすく書かれている。前著『言葉ダイエット』が実践されている本なのだなぁ。


そして、いろんな視点からという意識で考えるうちに、これは大喜利の答えを探しているときと同じ感覚であることに気づいた。

田中泰延さんが語っていた「ボケは視点の移動」を思い出す。

そうだ、ツッコミはアイデアをそこで終わらせるダメ出しなのだ。なんて金言だ。田中泰延さんはすごく偉い。『100案思考』『言葉ダイエット』の両著に名前が登場するくらい偉い。


『100案思考』とよく似た主題の本を読んだ記憶がある。

浅生鴨著『だから僕は、ググらない。』である。再読してみたところ、見た目や文体は全く違うものの、大事にしていることとしてほぼ同じ趣旨のことを言っていて、ちょっと感動した。

おそらく全く違う経歴なのではないかと思うのだけど、プロフェッショナルたちは本質的に同じところに到達するのだなぁ。

具体的になにがというと、、、、、ふふふ、それは読んでのお楽しみ。






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