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雲の向こうは

北海道の冬は、しばしば日本海側から長蛇の陣で内陸を突き刺すように雪雲が押し寄せ、局地的な大雪を降らせる。

先週、まさに壁というべきぶ厚い雲のかたまりが右前方に見えたのが、上の写真である。ときどきこういう景色に出くわす。

雨雲レーダーを見るとこんな感じだった。

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写真を撮った位置は矢印(手書き)の付け根あたり。まさに雲の壁が石狩湾からささり込んでいた。あの雲のかかっていた地域は、ほんの数日で100cmに達する大雪に見舞われていた。こちら側の積雪は20cmに満たなかったので、違いが歴然である。

そして、見た目の景色が雨雲レーダーって即座に理解できるって、技術の進歩はすごいなぁと実感したのであった。


なお、今日はこちら側の方がよく積もったようだ。

連日の雪である。いいかげん、やんでほしい。