変形性膝関節症への鍼灸的アプローチ(刺鍼編)
こんにちは!陣内(@jin_anzu)です。
いつもご覧くださりありがとうございます。
さて今回は「変形性膝関節症への鍼灸的アプローチ(刺鍼編)」についてご紹介していきたいと思います。
変形性膝関節症は日本国民に約1千万人、潜在的には3千万人ともいわれ国民病の一つとも考えられます。
その為鍼灸での臨床の現場でもよく相談されると思います。
前回は変形性膝関節症におけるいわゆる「膝に水が溜まる」という事に対して考えていきました。
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今回は論文やエビテンスに沿っていない部分もあります。
経験的に私自身の意見も多分に含まれるため「思います」、「考えられます」という表現が多くなります。
全てを鵜呑みにしないでご自分でもう一度考えていく事が重要になると思います。
それでは内容にはいっていきましょう♪
変形性膝関節症に対しての鍼治療
変形性膝関節症については冒頭でも書いたように非常に多い疾患です。
膝の痛みで当院に来院される方の3分の1程度は変形性膝関節症を伴う膝の痛みの方です。
実際臨床に出ている方の多くはこのように来院される事が多いのではないでしょうか?
この中で変形性膝関節症の痛みが改善される事も多く体験すると思います。
では実際の変形性膝関節症のガイドラインにおいてどのように記載があるかご存じでしょうか?
OARSI(Osteoarthritis Research Society International:世界変形性関節症会議)は2007~2010年にかけて変形性膝関節症のガイドラインとして「鍼治療は変形性膝関節症の症状緩和に有効である」と記載されエビデンスレベルⅠ a(システマティック/メタ・アナリシス)effect sizeは0.51、推奨度は59% とされています。
この時点では比較的好印象な感じとして有効性が示された形となりました。
しかしAAOS(American Academy of Orthopedic Surgeons:米国整形外科学会)の治療ガイドラインでは、鍼灸治療の有効性は判断できない(未確定) とされました。
これらは研究方法や施術方法によって判断するには至らないという結果になります。
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