見出し画像

接種者と非接種者のちがいはどこから来るのか?〜接種判断と指比〜

 Twitter上で、こんなアンケートをしてみました。
 非接種者/1回以上接種者/3回以上接種者それぞれに、以下の質問をしました。

質問① 子供の頃の自分はどちらかと言えばどういう子でしたか?
 周りに合わせる子/我が道を行く子

質問② 人差し指と薬指どちらが長いですか?

質問③血液型は何ですか?

 このアンケートを取ったきっかけは、Twitterでこんなご意見をいただいたことでした。

  おそらく京都大学准教授の獣医学者宮沢孝幸先生のお話でしょう。
 こんなご意見もいただきました。

 外山滋比古先生は御茶ノ水女子大学名誉教授の言語学者。
 宮沢先生と外山先生がどういう文脈の中でそう言われたのかは存じませんが、いずれも学校教育がその人の思考や判断に与える影響が大きいとのお考えかと思われます。
 お二方とも研究者であると同時に教育者でもあるので、教育の重要性に重きを置かれるのかもしれません。

 これに対して私は疑問を持ちました。自分が今のように他と違うことを気にせず自分の思うように行動するようになったのは、少なくとも高等教育を受けるより前だと思ったからです。(子どもの頃からすでに変わり者でした)
 私はこれまで接種者・非接種者どちらからも様々な話を聞いてきました。

 6回目も打とうとする接種者の考え方は、非接種者からすれば到底理解しがたいものです。逆に6回打とうとする人からすれば、非接種者の考え方は理解しがたいでしょう。
 私には両者の違いは教育よりもっと前の段階にあると思われたのです。

 そこで接種歴で分けたアンケートを考えました。

質問①「子どもの頃どんな子だったか?」という質問の答えが接種者と非接種者で異なるなら、少なくとも高校大学といった高等教育を受ける前にすでに両者は異なっていたと考えられます。

質問②「人差し指と薬指どちらが長いですか?」は、性ホルモンのバランスについての質問です。一般に男性ホルモン(テストステロン)が多く女性ホルモン(エストロゲン)が少ない人ほど人差し指より薬指が長くなる傾向があることが知られています。

質問③血液型は遺伝要因ではありますが、どちらかと言うとこのアンケートの回答が妥当であるかどうかの指標になると考えました。日本人の血液型比率はA:O:B:AB=4:3:2:1と知られており、全体としてそれからあまり外れるなら、回答の信憑性が低くなるでしょう。
 このアンケートは私のTwitterの読者という、非常に偏った母集団に対して行ったものです。とうてい日本人全体に一般化はできませんし、正確に回答いただけたのかどうかもわかりません。ただ全体として日本人の血液型比に近い数字がいただけたなら、それなりに参考になる数字と考えることもできるかもしれない、という程度の意味です。

 このアンケートに対し、ドイツ人の医学博士で外科医のA.Kruschkeさんから痛烈な批判をいただきました。

 ナチスが顔のパーツを計測して人種的ルーツを決めつけ、差別したやり方と同じだとおっしゃるのです。

 そして、接種者差別につながるとおっしゃいます。これまで非接種者が受けてきた差別を仕返すことだと言うのです。

 私はこの批判をとても嬉しく思いました。海外の方からこうしたご指摘をいただくことができることは本当にありがたく、驚くべきことです。

 今、接種したことを後悔している多くの人々、後遺症に苦しんでいる方々、家族や愛する人を亡くされた方々、毒チンのせいと気づかずとも健康を壊してしまった方々、既に亡くなってしまった方々、これからへの不安を抱える方々、そうした数えきれない方々と日々接していれば、その苦しみは想像を絶します。

 そうした人々にさらに差別の苦しみを与えてはいけません。たとえ、これまで非接種者としてどれだけ差別されてきたとしてもです。

 A.Kruschkeさんのご忠告を生かし、アンケートの扱い方に気をつけようと思います。(不適切な表現などありましたらご指摘ください)
 読者の皆様もどうかこの結果が差別につながらないようご注意ください

 このアンケートの目的は、接種者・非接種者のお互いの理解を深め、毒チンを接種してしまった人と、拒否できた人の違いはどこから来るのか?を探ること。そしてこれ以上の一人でも1回でも接種してしまう人を減らすことです。

毒チンを接種してしまった人と、拒否できた人の違いはどこから来るのか?

 大きく分けると、3つの要因が考えられます。

 今現在、過去(生まれてから)、遺伝(生まれる前)、の3つです。

 現在とは今から変えられる要因です。
 過去とは、生まれてからこれまで受けてきた教育や触れてきた情報です。
 遺伝とは、先祖から引継ぎ持って生まれてきた遺伝情報です。

 現在・過去・遺伝にはそれぞれ内的要因(その人自身の要因)と、外的要因(その人以外の要因)があります。

 一部には
「接種者は自分の考えを持たない羊/奴隷だ!」
「非接種者は自分のことしか考えない自分勝手な反社会勢力だ!」
 とお互いを非難するような意見も見られます。
 つまりは、相手の今現在の考え方が間違っているという論理です。
 考えが間違っているなら、反省して考えを改めればよいと思っているから相手を非難するのでしょう。
 しかし、その判断の理由が過去や遺伝にあるのなら、今のその人を非難しても意味のあるアプローチにはなりません。
 例えば相手のルーツを知らずに、日本語で話しかけて通じないからといって相手を馬鹿呼ばわりしても相手に理解されることはありません。相手が理解できる言葉で言えばすぐ伝わるかもしれません。
相手の行動を変えたいなら、まず自分が相手を理解して、相手に理解される言い方伝え方をしなくてはなりません。

アンケート結果

質問① 子供の頃の自分はどちらかと言えばどういう子でしたか?
 周りに合わせる子/我が道を行く子


 この質問は、接種者・非接種者の違いが子どもの頃からあったのかどうかを探る目的でした。私が想定した仮説は、接種者に比べ非接種者は我が道を行く子が多かっただろうということでした。
 アンケート結果は、概ねその通りになりました。
我が道をいく子の比率は非接種者>1回以上接種者でした。
 これを単純に解釈すれば、非接種者が周りに流されずに判断・行動できるようになったのは、高等教育を受ける前であったことがことが示唆されます。

 一方、1回以上接種者<3回以上接種者でした。(3回以上接種者には1回以上接種者を含む)
 また接種者でも6割前後が「我が道をいく子」だったと回答しているのは、とても興味深い結果です。
 これを単純に解釈すれば、高等教育を受ける前は、接種者も同調より独自の判断を優先できたということになります。
接種者が接種するようになってしまったのは、高等教育のせいということが示唆されます。これは宮澤孝幸先生や外山滋比古先生の理論と合致します。
 ただこの結果は私のTwitter読者という母集団が一般からかなりずれて「我が道をいく子」だった人が多いだけかもしれません。アンケート票数も、非接種者ばかり突出して多く、間違って接種者のアンケートに投票してしまった人、閲覧したくて非接種者なのに投票してしまった人がいるようです。
 そこは私のアンケートでは限界がありますので、ぜひどなたか追試していただけると幸いです。

 質問の仕方も難しいですね。返信を見ると、合わせてたけど浮いてたなど、様々な体験が綴られています。ひと口に非接種者と言っても色んな人がいるのですね。(当たり前ですが)

 一方、接種した方からのこのアンケートへの返信はどちらもゼロでした。数も少ないですし、この結果をもって接種者の傾向は言えないでしょう。

質問② 人差し指と薬指どちらが長いですか?

 この非接種者への質問のインプレッションは46万を超え、私のフォロワー数の約3倍の6万を超える投票をいただきました。
 非接種者の「薬指が長い」は75%近く、これは一般的な日本人平均からかけはなれています。
 日本人一般の度数分布として、あまり大人数のデータは見つからなかったのですが、例えば以下のような報告があります。
 こちらでは「人差し指が長い」女性の方が「薬指が長い」女性の2倍になっています。

 この報告の結果から私のアンケートに近いグラフを作ると👇になります。

 この報告もサンプル数が少なく、値が他の報告の平均値とのズレが大きいため、必ずしも日本人全体の平均に近いとは言い難いかもしれません。

 こちらの研究では、度数分布は分かりませんが、平均では日本人はほとんど男女差がないと報告されています。

 まだまだ日本人の指比自体が詳細にわかっていないようです。
 それでも、私の読者はこれまでのアンケートなどで女性の方が多く、今回もコメントからは女性の方が多いことが窺われるので(正確にはわかりませんが)、非接種者での「薬指が長い」74.4%は日本人平均より多いのではないかと思われます。

 また「薬指が長い」比率は非接種者>1回以上接種者>3回以上接種者となりました。一見、これは非接種者は男性ホルモン(テストステロン)が高い人が多いことを示唆します。
 しかし測り方を統一していないこと、薬指が長いこと(男性ホルモンが高いこと)は良いことという予備知識がある人がいたことから、必ずしも公平な結果とは言えないでしょう。
 票数が2桁ちがうことからも、この結果をもって接種者と非接種者を比較するのは妥当でないと考えます。
 それでも返信コメントを読んでも非接種者の特に女性には、男性ホルモンが高そうな方が多いようです。

 接種歴に限らず一般論として、人差し指に比べて薬指が長い(指比、2D:4D比が小さい)人は男性ホルモンが高く、男性ホルモンに比べて女性ホルモンへの暴露の比率が低いことが知られています。
 指比は出生前の子宮内のホルモンバランスをよく反映しますが、出生後、大人や高齢者での男性ホルモン量とも相関することが報告されています。

 男性ホルモンが高い人は筋力や計算力や繁殖力が高い、性的魅力が高い、リスクをとりやすい、経済的に成功しやすい、陰茎サイズが大きくなりやすい、などの特徴があるそうです。
 ざっくばらんに言えば、強くて頭良くてエロくてモテて金持ちでチンチンデカイあいつは、薬指が長くて男性ホルモンが多いのです。

 女性でも薬指が長い女性は、活動的で自己主張が強く成績が良くて…ざっくばらんに言えば活発でモテてエロいそうです。

 一方で男性では前立腺癌やALS、女性では月経異常などのリスクが高いことが知られています。
 精神的には男性でADHDやアスペルガー症候群、アルコール依存症、摂食障害、DVなどは男性ホルモンが多い人でリスクが上がります

 男性ホルモンが特に高い男性は羨ましいようですが、寿命は短そうです。

 一方で、男性ホルモンが少ない人では、うつ、肥満、統合失調症などのリスクが上がります

 これらの特徴を考えると、非接種者に薬指が長い人が多いのは納得がいきます。計算や分析能力が高いこともありますが、経済的に成功していれば接種を強要されることは少ないですし、同調圧力に負けることも少なくなるからです。何より、男性ホルモンが独自に判断し行動する能力をもたらすのです。

質問③血液型は何ですか?


 血液型の質問に関しては、驚くほど非接種者・1回以上接種者:3回以上接種者で差が出ませんでした。
 いずれも日本人の平均A:B:0:AB =4:2:3:1に近い数字になりました。
 これはアンケートに回答してくださった方々がちゃんと回答してくださったことを示しています。
 血液型に関しては、A型農耕民族、B型遊牧民族、O型狩猟民族にルーツがあると言われますが、少なくとも接種判断に関しては関係ないとこの結果は示唆していると考えられます。

アンケート結果の考察

 このアンケート全体を通して言えることは、人の接種判断には様々な背景があるということです。
 非接種を選ぶことができた人は、高等教育を受ける以前から独自の判断ができる人だったかもしれません。
 接種してしまった人は、本来は自由を好む人なのに、教条主義的な高等教育を受けた結果、周りに合わせるようになってしまったのかもしれません。

 性ホルモンの差は、そもそも男女の違いが最も大きいです。男女の違いは、私たちの父親の何億の精子のうち、XとYどちらの染色体を持つものが卵にたどり着いたか、どちらの精子がたどり着きやすかったかは、母親側のpHなどで決まります。
 母親の子宮内のホルモンバランスも、私たちが胎児期に自分で選択することはできません。
 最近はLGBTゴリ押しのアメリカメディアを中心に、性別は自分で選択できるみたいな報道がなされているようですが、生物学的にそれは不可能です。
 そしてアンケート結果から、私たちが自分で選択できない性別やホルモンバランスが、接種判断に影響を与えていることが窺われます。

 つまり、高等教育を受け、「責任ある大人」になり、「自分の判断」ができるようになるはるか以前の要因が、接種判断に大きく影響しているということです。

 とすれば、接種してしまったことを「自己責任」として、その人のせいににすることはできないことになります。
 たとえ同意書にサインしてしまったとしても、それは本人が馬鹿だったからだとは言えません。
 もし自分が非接種を選択できたとしても、それはあなたが偉いのではなく、様々な恵まれた偶然の結果なのです。

 そもそもなぜ性が分かれたのか?

 それは多様化するためです。私たちはそれぞれ違った進化をするために、異なる男女に分かれたのです。
 その異なる男女で、性ホルモンバランスで特徴が異なることにも、私は意味があると考えています。
 男性ホルモン比が高い人はリーダーや先頭に立って闘う人になりやすく、それほど高くない人はよいアシスト役になりやすくなります。
 野球でみんながピッチャーでは試合できないように、将棋で飛車には飛車、歩には歩の役割があるように、それぞれの人に特徴と役割があります。

 一人一人がその特徴を活かし、連携して役割を果たした時、チームは強くなります。
 8割以上の人が接種してしまった今、非接種者だけで日本をやっていくことはできません。
 今回のアンケート結果から、私は変わらなくてはならないのは非接種者だと感じました。
 少し傲慢に思われるかもしれませんが、私の読者には非接種者が多いと思いますのであえて言います。

 非接種者に多い男性ホルモンの高い人の特徴とは、一言で言えばリーダー気質です。リーダーになる能力を持った人が多いのです。
 それなら、もっとリーダーシップを発揮して、接種してしまう人々をもう二度と打たないように導かなくてはなりません。

 接種してしまう人は、フォロワー気質が強い人々なのかもしれません。それは必ずしも家畜や奴隷ということではなく、チーム内でそういう役割を果たしやすいということです。監督よりも選手、指揮者よりも演奏家、社長よりもよい補佐役になる才能のある人かもしれません。

 優れたリーダーが率いた時に初めて、日本人は力を発揮できます

 元寇の北条時宗、大航海時代の秀吉・家康・秀忠・家光、日露戦争の児玉源太郎・東郷平八郎、高度成長期の田中角栄、そうした歴史上の英雄達に勝るとも劣らない優れたリーダーが今の日本に生きる薬指の長い人から出るかどうかが、日本の将来を左右するでしょう。

 こんなに優秀で従順でお人好しな民族が、西洋人の支配に抗って生き抜けた背景には、誠実で優れたリーダーの存在無しにはあり得なかったでしょう。
 率いてくれるリーダーが前提だったからこそ、疑うことができない人々が進化したのです。

 今の日本の衰退、世界の危機は、リーダーシップを発揮すべき人々がその能力を発揮せず、自分の経済的利益や性的快楽などばかりに囚われていることによる
ようにも思えます。

 それは一人一票を投票さえしていれば主権者としての責任を果たしているように錯覚させる議会制民主主義の最大の欠陥かもしれません。

 能力には責任があるのです。

 能力のある人にこそ、責任があるのです。

 私達一人一人は、配偶子の時代から何億の兄弟たちの中から競争に勝ち選ばれてこの世に誕生しました。
 そして裸で哺乳以外には何もできない状態から今までこの文章を読めるまで育つことができたのは、両親をはじめ多くのリーダーが導いてくれたからこそです。

 自分がその能力を与えられたのは自分の功績ではなく、ほとんど運であり宿命なのですから。

 テーマ曲はジョーン・バエズ『もし運がなかったら There but for fortune』

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?