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第7波は終わったのか?始まったのか?

 日本のコロナ陽性者数は第7波に入ったと言われます。

 感染者数は、第6波が半分ほどまで下がって増加に転じましたが、またすぐ減少して現在横ばいやや下りです。

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 実効再生産数は1を下回っているので、

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 宮沢孝幸先生をはじめ毒チンの危険性を訴えている方々ではすでに第7波収束の見方もあるようです。

 宮沢先生は3月の段階では、鹿先生の予想を支持されていました。

 つまり7月に4回目接種と同期して第6波と同程度の波が来るということです。

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 それに対して、私は「3回目60%いったら韓国香港のように今回の感染者ピーク10倍くらいの波がGWごろに来ると予想します」と言いました。

 と言うのも、接種率の高い韓国等で3回目接種の波の3ヶ月後にその50倍以上もの感染者数の波が起きたからです。

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 韓国の12月の波は3回目接種が最も多く行われた時期に一致します。

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 この3回目接種から2〜3ヶ月後の波は、程度の差こそあれ多くの国で見られています。例えばオーストラリア、EUでも同じ波形が見られます。

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 その波の高さは3回目接種と相関するようです。

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 3回目接種率の低いアメリカやブラジルでは3ヶ月後の波ははっきりしません。

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 幸い、日本の3回目接種はまだ60%に達しておらず、第7波も今のところは韓国に比べればはるかに小さいものに止まっています。

 とは言え、3回目接種率はまだ伸びていますから、今後さらに大きな波を起こしてくることは十分あり得ます。

政府・自治体がバシャバシャ波を立てている

 そして政府・自治体はそれを狙っているようです。何のために?もちろん毒チンを打たせるためです。感染者・死者を増やして恐怖を煽らなければ接種が頭打ちになるからです。

 と言うのも、4月26日にPCR検査が1日で132万人以上に行われたと報告されました。

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  そのうち119万人以上は茨城県でのPCR検査でした。

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  茨城県(人口284万人)で1日にそんな数のPCR検査を行うことは不可能と思われるので、入力ミスか、これまで報告されていなかった数字をまとめて報告したことが疑われます。

 これだけ検査して、茨城県の陽性者数は増えていません。まだ結果が反映されていないのか?ほとんど陰性だったのか?

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 これから結果が反映されるとしたら、今後急激に陽性者数が増えてくることも考えられます。

 大阪の吉村知事はGW期間に検査すれば医療機関に一人あたり2万円支払うキャンペーンを始めました。

 なんとかしてGWに波を起こそうとしているかのようです。(そんなにがんばって私の予想が当たるようにしなくていいのに)

診療の実感として波が来ている

 私の個人的な実感としては、実際に波が来ているように感じています。風邪症状の人が増えていますし、PCR陽性者も出ています特に小学生とその家族で。3回目よりも、子供の1回目接種と関係するかもしれません。

 実感として、波は収まりつつあるのではなく、広がりつつあるようです。

 またそもそも、第6波に比べれば小さいように見えますが、第7波は今も昨夏のデルタ第5波の2倍なのです。(今後、接種者は数ヶ月ごとに「感染」を繰り返すのかもしれません)

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 私は備えるために楽観できない予想を発信しているので、予想が当たって欲しいわけではありません。(むしろ外れてほしい)

 しかしどうも、このままいくと当たってしまいそうです。

 ですから読者の皆様、改めて、基本を確認しましょう。

 外へ出て日光を浴びましょう。(マスクを外して)

 ビタミンDサプリと味噌汁を飲み、納豆を食べましょう。

 塩うがい・鼻うがいをしてウイルス・シェディングを薄めましょう。

 安易な解熱鎮痛剤・風邪薬の使用はやめましょう。

 免疫力を高めて、どんなに濃いのをばら撒いている人がいてもへっちゃらなように備えておきましょう。

 そのうえで、好きな人と触れ合い、ゴールデンウィークを思いっきり楽しみましょう^^


(追記)優等生だった台湾で大波

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3回目60%に近づくと大波が来るのはデンマーク1月、韓国3月、今台湾と繰り返された、日本もじきか?それとも接種数と同じでよこにダラダラいくか?(👇3回目接種率と感染者数)

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接種数のピークはデンマーク・韓国が同じ12月20日、台湾が1月21日と2月17日。日本は3月4日。これまでの1〜2週間の連動とは別に2〜3ヶ月おいて波を起こしている可能性。日本は接種数のピークが低くなだらかな波なので、今後の感染者の波もデンマーク・韓国・台湾より低くダラダラ続くと予想します。

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問題:では次に、シンガポールでいつどんな大波が来たかを当ててみましょう。

 シンガポール(緑)の3回目が60%に達したのはデンマークと韓国の間の2月7日でした。👇

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 シンガポールの接種数のピークはデンマーク・韓国・台湾より低くなだらかな波でした。👇

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 シンガポールの大波はいつで、ピークの高さと形はどうだったでしょうか?

回答

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 ☝️ちょうどデンマークと韓国の間、3月1日前後に、接種数の波同様、低くなだらかなピークの大波が来ました。

 シンガポールの1月の接種数の波は日本の3月の接種数の波とよく似ています。すると私の仮説が正しければ、2ヶ月遅れてもうすぐ3回目接種率が60%に達しそうな日本でも、シンガポールと同じような感染者数の大波が来ることが予想されます。


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