乳がんと乳がん死を減らす方法~検診を受けるより大切なこと~ 5. 乳がんの予防は難しくない
ポイント
1 乳がんの予防は難しくない。90%以上の女性は自然にできている。
2 乳がんの原因は生活の中にある。
3 乳がんの原因を減らすのは辛いことではなく、気持ちいいこと。
乳がんを減らす行動
乳がんを減らすことは難しくないと知る。
乳がんの予防は難しくありません。
間違い③乳がんの発症予防は難しい
が間違いである最大の理由は、乳がんにかかる人よりかからない人の方が多いことです。
「生涯のうちに乳がんになる女性の割合は、50年前は50人に1人でしたが、現在は14人に1人 と言われており、年間6万人以上が乳がんと診断されています」(日本に増え続ける乳がん 「乳房再建ナビ」より http://nyubo-saiken.com/cancer/ )
ということは、現在でも14人に13人は乳がんにかからない、本人は意識しなくても、92%以上の人が予防できていることになります。
さらに、50年前には50人に49人、98%の人が予防できていたのです。
乳がんにかからないことも、乳がんで死なないことも、全く珍しいことではありません。
むしろ、ほとんどの人は乳がんなんてかからないのです。
乳がんにかからないのは、もちろん、乳がん検診のおかげでも、早期治療のおかげでもありません。
ただ生活の中に乳がんの原因が少なかっただけです。
では、なぜ医者は乳がんの予防が難しいと言うのでしょうか?
それは、医者にはできないからです。
乳がんの原因はあなたの生活の中にあるので、病院の医者には減らすことはできません。
(そもそも医者は乳がんを減らそうと思っていない、減ったら「仕事」にならない、という方が正解かもしれませんが)
ただ一人だけ、確実にあなたの乳がんの原因を減らせる人がいます。
それはあなたです。
あなたの生活を変えられるのは、あなただからです。
私は予防という言葉が好きでありません。
予防という名の下に、受ける人にとっては有害無益な医療がたくさん行われているからです。
(医療機関の経営にとっては有益です。「予防は難しい」「検診と早期発見早期治療が大事」と言う人は、それによってお金が入る人です)
また、予防というと、治療と同じように、焦点は病気にあり、まだかかってもいない病気を恐れてビクビクしているイメージになりがちです。
好きなことを我慢して、嫌なこともやらなければならないような。
それよりも大切なのは、病気ではなく健康に焦点を当て、あらかじめ健康で幸せな生活を目指すことで、病気のリスクを減らすことです。
それを私は『予幸(よこう)』と呼ぶことにしました。
乳がんの原因を減らすことは、辛いことでも、難しいことでもありません。
きっと気持ちよくて嬉しいことです。
ただ今までのあなたの「普通」とは違うかもしれません。
乳がんの原因を減らすことは、乳がんへと続く「普通」を、健康へと続く「普通」に変えることだと言ってもいいでしょう。
次回から、乳がんの原因の解説へと入っていきます。
(Facebook 2018年10月29日より)
👇につづく
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