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創作ゲーム その4(言葉の持つ時間軸と解釈)

こんにちは。jinmaruです。
今日は友人(創作活動の相方)宅で、今後の創作スケジュールや工程のイメージ合わせです。
相方と一緒に20数年前のキャプチャー映像を見ながら、どの曲を軸に置くか、何からやるか、どこでやるか、そしてゴールの共有などなどのイメージ合わせ作業に取り掛かります。
この作業は「仕事」ではなくあくまで創作活動なので、あまり細かな決め事やスケジュールをガチガチに組むのではなく緩い感じで進めていきます。

まずは軸になる曲の選曲作業。
当時の映像を見ながら粗完成レベルの10曲くらいの中からお互いで気に入っている曲を3曲ほどをピックアップし、これを軸に仕上げていこうということになりました。
相方と当時の創作作業を見てると、やっぱりあの場所、あの時間、あの空気感でしか生まれなかった曲たちだったなぁと改めて思う訳です。
因みに、ピックアップした曲もだいたい同じ曲でした。

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98年、新しい曲が生まれた瞬間

ここで、その3曲の歌詞をどうするかという話です。
素人が言うことなのであまり説得力がないですが、やっぱり「言葉」ってたかが20数年の間でも、その意味や持ってる強さというかパワーというか、そういったものが時間軸とともに変化しているなぁと感じます。
言葉自体が時間軸を持っているのか、自分達が時間軸を持っているから言葉が変化しているように感じるのか、あるいはその両方なのか分からないのですが、歌詞の中で使っている言葉の持つパワーが明らかに変わったよなぁと思えるものが結構ありました。

そんな事を考えながら、ざっくり3つの方針で検討してみました。

①当時(20代)だから使えた言葉をそのまま使う
②現在(アラフィフ)の自分が解釈し直した言葉に変える
③解釈はし直さず、現在の自分だからこそ使える言葉にUpdateする。

結果、やっぱり少しはUpdateが必要だよね、ということで③にチャレンジすることになりましたが、解釈し直さないってのも結構難しいのかなとも思ったりします。
いくら昔の自分が書いた歌詞とはいえ今の自分も立場で例えるなら、新入社員くらいの年代の価値観で、どんな言葉で何を表現しているのかを正確に解釈するのと同じようなものだと。
これはかなり慎重に言葉を扱わないと③を進めているようで結局②の作業ををやってしまっていることになりそうで怖いなと。
一応、当時作った歌詞の解釈や背景を纏めた「Inner note」というメモがVHSテープと一緒に出てきたので、それを読み返しながら解釈作業を進めます。

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歌詞についてはそんな感じでひとつひとつの言葉を大切に解釈しながらUpdateを進めていこうと思います。
ゴールイメージは一旦今年秋くらいを目途とする短期的なゴールと、少し先までを見据えた長期的なゴールに分けて、まずは軸となる3曲を納得のいくレベルに仕上げようという感じで進めていこうかなと。

因みに、作曲担当の相方にはとりあえず曲の思い出しも含め演奏の再現性を高めてもらうのと、「GrageBand」の操作を覚えてもらうということになりました。 やっぱり、初心者DTMといえばこれですよね。

これからどんな風に仕上がっていくのか、いよいよ楽しみなゲームになってきました。

本日は以上です。
では、また近いうちに。

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