人工関節の寄り道2 優秀食料賞
抗がん剤は、吐き気、口内炎、味覚障害、腹痛とご飯を食べさせる気がない厄介者だ。
そんななか食べられたものを紹介していく。
1 ミニカップラーメン
経験者ならわかると思うが、カップラーメンは味方である。味は濃く、吸えばいいので食べやすい。ただし、できればミニのカップラーメンが最適である。治療中はカップ麺一杯食べるのも苦労するものである。
特に、ミニどん兵衛はよかった。体調悪いときにうどんが食べられるように、どん兵衛のうどんも食べられた。
風邪の時の3点セットは、ポカリ、おかゆ、うどん。
体調がすこしよくなると蒙古タンメンを食べたものだ。
2 サラダパスタ
サラダパスタを知っているだろうか。コンビニで見かけたことがあると思う。私はあれが大好きだ。
というか、これは治療中の最優秀食料賞である。
母に差し入れ何がいいと聞かれ、「冷たい麺系」というとサラダパスタを持ってきてくれたものだ。それかざるそば。たまに丸亀うどん。
デイリーのサラダパスタはセブンなどに比べて小さい。もう少し増やしてもいいと思う。
3 男梅・漬物
治療中は口の中が気持ち悪くてしょうがない。
イメージするならば、変な甘さが口にずっと乗っかっているイメージ。
最悪なイメージをするならば抗がん剤の味ってこうなんだろうなって味(これを思ってしまった瞬間吐いたことがある)。
その時に味を変えてくれるのが男梅や漬物だった。これをつまみのように少しずつ食べるといい感じになる。
塩分が高いじゃないか!と思われるが、治療中は低ナトリウム血症のようになるのでいつもよりとっていいよと言われる。
一般の方はやめたほうが良いと思われる。が、おすすめである。
脱線 アレンジ病院食
1 チキンカツ丼
2 納豆卵かけご飯
3 ホットドック(?)
4 麻婆丼
見つけ次第載せてきます。
4 お茶漬け
お茶漬けもなかなかいい。何よりも食べやすい。
水分もとれるし、おかゆみたいだし、治療中にはもってこいの一品。
まとめ
治療中は正直食べなくても大丈夫。でも食べると元気が出る。
そして食べなくても太る。ステロイドとかもあるし、動かないし。
痩せるイメージをしている人が多いと思うが治療が長くなるほど顔などがぷくぷくしてくる。
食べれていないのに、ぷくぷくするから
「意外と食べれてんだね」という悪気のない言葉が一番傷つく。
入院して一番嫌だった言葉がこれだと断言できる。
人には人の乳酸菌があるので、あまり太ったねとか肉付いたねとかは言わないようにしましょう。
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