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鹿冶梟介先生の作品を読んで、心が動いた件について


 皆様おはよう御座います。
 今日は、noteの世界で有名(現実でもきっと有名だと思います)な鹿冶梟介先生の上記引用記事を読んで、感激したことについて書きたいと思います。

 日本の名だたる文豪は、精神疾患と戦っていたという事です。

 私は、この記事を読んで、医学部に進学する前、いや、浪人する前までの、人生を振り返る機会になりました。

 とにかく、本が大好きだったんですね!!
 高校一年生の頃は、年間100冊は読んでいたと思います。とても、本が好きで、休み時間も、人と話すより本を黙々と読み続けていたことも有りました。

 しかし、物語を読むことには、ある程度臨界点があると思います。感情移入し過ぎると、現実との境界線が分からなくなり、妄想症状一歩手前まで誘いかねない、、、しかし、感情移入しなければ、理解できず、つまらない。

 私は、診断を受けてから、怖くて物語をあまり読むことが出来なくなっています。良い物語、例えば西の魔女が死んだとかみたいなほのぼの作品なら良いのですが、ダークサイドを描いた作品を読むと、妄想状態になった時の考え方に影響が出そうだと思い、怖くて読めません。。。

 文豪の皆様は、きっと、本を読み、偉大なる想像力を用いて、普通の人の2倍も3倍も濃い人生を送っていたのかもしれないと思いました。例えそれが空想ベースでも、2倍も3倍も濃い生活を送るとしたら、それは狂気にも繋がると思いました。

 私も含めて、精神疾患の方で、文章を読んだり書いたりするのが好きな方って、なんとなく多い気がします。

 それは、読書は、生きづらい人生の逃げ道となりやすく、文章を書くことは、実体験ベースの文章であれば、生きづらい人生から自分を切り離すことに繋がる、客観視することに繋がるから、文豪には、精神疾患罹患者が多いのかなあなんて思いました。

 しかし、鹿冶先生はすごいとあらためて思った今日この頃です。

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