JinJin

中国やフィリピン、タイ、アジアでヘラヘラ生きてる32歳。

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最近の記事

親父が末期癌になって パート4

つくづくもっと国語を勉強して本をもっと読んでおけば良かったと思う。 前回の投稿も、どうせ今回もその先もへんな日本語だらけだが続けてみる。 先に言うと親父は一昨日息を引き取りました。眠ったまま段々呼吸が弱くなっていって苦しまずに最期を迎えました。親父との思い出は少ないけどその少ない思い出が全て蘇ってきて涙が止まらなかった。本当にずっと涙が止まらなかった。 身体はガリガリに細くなって癌と最期まで闘ってた跡がしっかり残っている。闘い終わった親父は今納棺が済んで横で寝ています。

    • 親父が末期癌になって パート3

      そんなこんなでそれとない会話から探りを始めてみた。しかし親父と話しているうちに変な違和感があった。病状について話が全く噛み合わないのである。 どうやらこの前の医者の話が全く入ってなかったようで、胃がんとレアな癌が身体にある。それだけ。もちろん余命は僕と母の2人しか知らない事だが、肝臓転移やステージ4、手術は出来ないから抗がん剤で抑える事しか出来ない。など親父は全く覚えていなかった。いや、耳にすら入っていなかったようだった。 確かに『癌です』て言われたら思考停止するか。とも

      • 親父が末期癌になって パート2

        noteの使い方も文章能力もイマイチだがパート2に突入。 家に帰って親父はすぐにベッドに向かい横になっていた。 すぐさま母親とリビングで小声で作戦会議。しかしなんの作戦会議をするのか、状況整理も終わっておらず2人で医者の話していた事を復唱しているだけ。なんの作戦会議をするのかの作戦会議を始める。 とりあえず余命宣告の話はまだ伏せておく事だけ決まった。これが後々母と僕を苦しめる原因になる。 それから数日親父の体調はあまり良く無さそうで、特に朝はかなり辛そうだった。原因は

        • 親父が末期癌になって

          晴天の霹靂とはあんな事を言うのだろう。 『余命は半年から1年。1年は持たないでしょう。』 4月の下旬のこと。1ヶ月ぶりに日本に戻って親に帰国の報告をした。『おかえりなさい、明日パパの検査結果出るんだけど来れる?血便が出てたんだって』 血便と聞いた時に『癌』の文字が、大穴で『痔』が頭に浮かんだ。でも大の病院嫌いの親父が病院に行くなんて相当体調悪かったんだろうなとも思った。 その時は今のこの現状は全く想像も出来なかったし、知らないところで時代は進んでるから今時癌なんてすぐ

        親父が末期癌になって パート4