見出し画像

国立台湾大学MBA現役生レポート~1年目を終えて~

Global MBAの2学期目、1年が終了し、夏休み中となりました。一年目が終了した時点で自分自身の記録としても残しておきたいと思っていたものの、本業のほうが手一杯となり、やっとこさ筆を下ろします。会社員兼MBA生兼子持ちですが、なんとかギリギリのところで踏ん張っています。台湾大学GMBAはガッツリ勉強系なのでフルタイムの学生であれ短期で修了するのははかなり難易度が高いです。現在のGMBA Directorは台湾トップMBAなのだから学生はしっかり勉強すべきとの方針で簡単に卒業させてはくれないようです。

フルタイムの学生は1.5~2年が標準、パートタイムの学生は2.5~3年程度で卒業が多い印象です。私は働きながらなのであと1.5~2年、計3年前後が目安です。働きながら海外MBAは辛いというのはありますが、その分メリットも大きいです。授業で習ったことを即座に本業で試せること。学生をしながらも安定収入があり、年収の機会損失にならないこと。特にローカル枠の学生はパートタイムが多数なので、ローカルの学生と十分に親睦を深められる期間があること。ローカル枠と言っても欧米、特に北米育ちが多いので彼ら/彼女らは英語ネイティブです。卒業を急がずGMBAに長い期間いたほうがその辺の英会話スクールに通うよりもベネフィットとなるのかなと期待しています。

上記を勘案すると、もちろんフルタイムとパートタイムの良し悪しはそれぞれあるものの、私の考えとしては(辛いけど)働きながら海外MBAはお勧めできます。フルタイムの学生として入学して、卒業を待たずに在学中にヘッドハントされてパートタイムに切り替わる学生、在学中に起業する学生もいます。学校としては1~4年が卒業までの期間としているものの、2-3年で卒業するつもりだったのが、5年目、6年目の学生もいてとてもフレキシブルです。付け加えますが、5年目、6年目の学生が不真面目だとか能力が劣るといったことは全くなく、在学中に出産したとか、海外赴任が決まって戻ってきたとか、家業の都合でとかが大半です。

出産となると火を見るより明らかに男子学生より女性学生のほうが大変ですが、1-2歳の子供を持つママ学生兼会社員も数名いて、めちゃくちゃすごいなぁと尊敬します。そんなママ学生と私も意見は一致していて、学校に来ているほうが会社と家族の往復から解放されて楽、学校はスタバ的なサードプレイスであるということです。

台湾大学GMBAがアジアMBA夏祭りに初参戦

先日、アジア留学協会・アゴスジャパン共催のアジアMBA夏祭りに招待され、台湾大学GMBAとして初参戦、私たちGMBAの日本人在校生3名がMBAを目指す日本人に向けて学校説明会及びQ&Aセッションを行いました。http://gmba.ntu.edu.tw/en/board/detail/sn/11827

シンガポール国立大学、中国のCEIBS、香港科技大学等々、アジアを代表する名門校がずらりと揃う中、国立台湾大学GMBAも一緒に参加できたことはとても光栄です。当日台湾大学のセッションも多くの方に参加頂き、日本ではまだまだ知名度が低いところ多少ながらアピールできたのかなと思います。

そんなこんなで、合間を縫いつつまた記録を残していく予定ですが、お付き合いのほどよろしくお願いします!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?