睡眠に求めることとは?

今回は
1.寝てる時に咳き込んで起きる話
2.今週の振り返り(咳き込んで起きたメモより)の話
3.睡眠に求めるようになったことの話
でまとめていきたいと思います。

1.寝てる時に咳き込んで起きる話
食道アカラシアの代表的な症状の1つに
「寝てる時に激しく咳き込んで飛び起きる」
という症状があります。

なんでかっていうと、食道アカラシアの人は常に食道に何かが残っている状態なので身体を水平にする(いわゆる寝っ転がる)ことで食道内部の残留物が喉や口元まで逆流してきます。
そして寝てる間には逆流してきたものを対応(吐き出す・飲み込むなど)しないまま呼吸をします。
逆流したものが気管および肺に入って反射で咳き込みます。
これを繰り返すと誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)になり得ます。

これ対策が本当に難しくて、

寝る前に出来る限り食道の中身を吐き出したり
背中にクッションを敷いて口元を高くして寝たり
左向いて寝てみたり右向いて寝てみたり

これだ!
っていう対策が無いんですよね。
誰が知らないかなー

2.今週の振り返り(咳き込んで起きたメモより)の話
最近、咳き込んで起きたり食道アカラシアの特徴となる症状が現れたらTwitterでメモ代わりにつぶやいてるんですが、

・今週の咳き込んで起きた実績
 9/25 3回、2時・5時・6時半
 9/26 2回、3時・6時
 9/29 1回、4時

体感でいうとまぁ平均よりやや少なめくらいでしょうか。
主治医曰くは「じんじんさん、症状で言うと重度ですよ」との事だったんで
僕と同じ食道アカラシアの方でもばらつきがあるのかな。

こういう生活を繰り返していると、副次的に起こる症状や感情として
・寝るのが怖い、不安
・咳き込んで起きたときの向かい先の無い怒り、いらだち
・気持ちよさそうに寝ている人を見ると負の感情が出てくる
・慢性的な眠気
・ケアレスミスが増える
・細かな仕事をしたくなくなる
・クリエイティブな思考が出来にくくなる
などなど、いざ書いてみると結構しんどい状況になります。

なんで9/30は休みだし台風でどこにも出かけられなかったので
寝て食べて2時間空けて寝てを繰り返してみました。

1回ずつの睡眠自体は深くもないし、質の高さは感じないですが
少なくともポジティブな感情やすっきりした思考を感じました。

寝てるけど、寝れてない
そんな感じなんでしょうね。

3.睡眠に求めるようになったことの話
食道アカラシアになる前は食べることと寝ることが大好きで、お腹いっぱい食べても寝て起きたらお腹が空いてるという状態でした。

今は寝る前少なくとも1時間は時間を空けないと寝入る前に咳き込んでしまう。
起きてお腹が空いていてもアダラート(食道アカラシアの薬)を飲んで30分以上しないと食べたものが全部出てくる。
そんな状態です。

で、睡眠の質や長さに対しての努力がアンコントローラブルになり1日のパフォーマンス設計が非常に難しくなっている中で、睡眠への期待を削り切った最近思うことは、

「頼むから体力回復だけはしてくれ」

でした。
切実かよ笑

元が100として、1日過ごして30くらいになったものがまた100に戻る
これが睡眠の役割ですよ。
睡眠の質とか長さとか諸説ありますが、結局はこれ。

現状、元が100に対して1日過ごして30くらいになった状態で咳き込んで起きると翌朝20スタート。やっぱり働きにくいなーほんと。

現在食道アカラシアだとは分かっていない方でも
・激しく咳き込んで起きることが月に1回以上ある
・寝て起きたら枕元がぐしょ濡れになっていたことがある
というような症状が続いたら一度循環器内科の先生に相談されてみてくださいね!!

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