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日本経済の停滞は大和魂復活の狼煙か

日本経済は30年前から停滞している。政治が悪いとかグローバル経済がどうとか、労働力の搾取とか少子高齢化とか、原因を求め始めればきりがない。

でもそれって、あくまで目に見える表面的な部分の話であって、根本的な要因ではない気がする。
日本人は1995年の阪神大震災以降、それ以上の物質的な豊かさを望まなくなった事が一番大きいんじゃないかな。
これは可視化や定量化ができない事なので、気が付きにくいだけ。この大きな魂のうねりは2011年の東日本大震災、そして2020年のコロナによってさらに加速していると僕は感じる。

貨幣は電子化され、株や為替はアルゴリズム取引によって人間ではなくシステムがコンマ何秒という単位で天文学的な額のお金を動かしている。カオスが極まり、もはや経済の実像は資本家にも経済学者にも誰にもわからない。人類がどこに向かっているのか、コントロールどころか予測さえもできず、糸の切れた凧のように完全に風まかせ。

コロナ対策とワクチンをめぐる世界の迷走ぶりを見てもそれがわかる。ワクチンキャンペーンは陰謀なんかではないね。ある意味、陰謀だった方がまだマシかもしれない。陰謀であれば、コントロールされているということだから、地球上のどこかの誰かは幸せになるという事だからね。
糸の切れた凧のように誰にもコントロールできなくなったカオスの行き着く先は、人類全員が不幸になる。その先が人類滅亡であっても全然おかしくない。
国も科学者も、テレビに出ている専門家も、誰もが皆わかったフリをしている。「専門家に意見を聞きましょう」といって人前に駆り出される専門家が「わかりません!」と言えば職を失うので、わかっていなくてもわかったフリをするしかない。

専門家Aさんは「実は何もわかっていないけど、わかったフリをして、Bさんの真似をしよう」と考え、
専門家Bさんは「実は何もわかっていないけど、わかったフリをして、Aさんの真似をしよう」と考えている。
国は「AさんもBさんも同じことを言っているから正しいに違いない」と考えている。
その後になってから誤りが判明しても、批判と失職が怖いからAもBも国も自分の口からは「実は間違っていました!」とは決して言わない。

ものすごく簡単にいえばこの構図がまさに現代の医学や教育や経済の姿であり国の姿だ。

日本人の潜在意識は、人類がこのように過度に肥大化・複雑化しすぎた情報によってカオス化しコントロールできなくなる未来の到来を、言語化はできずとも、30年前から漠然と気付いてはいたんじゃないかな。
これは理性ではなく感性による気付きだから、頭では右肩上がりの経済発展を望んでいると思い込んでいたし、自分らの魂がブレーキをかけているとは思いもよらない。

それがここ数年、いよいよ思考レベルにまで上がってきた。この意識は民間レベルから始まり、ボトムアップ式に広がっていった。そして昨年あたりからいよいよ土から芽が顔を出すところまで来ている。
そのことははっきりと感じる。
僕は昨年、会社勤めを辞めた。そしてもう不幸を生むだけのコントロール不可能な経済やエセ科学、エセ教育、エセ宗教に振り回されない、本物の智慧だけを共有できる人々と繋がるために、動いている。
そういう人やコミュニティが現にいま、日本から続々と生まれている。

弥生時代までの日本人は、未開文明なんかではなく、全てをわかった上で、知性(奇魂)の側に偏りすぎた人類の行きつく果てが見えていた。つまり未開ではなく「不開」だったと言える。これこそが本物の智慧であり、それを後世に伝えているのが神道なんだ。


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