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D&D ファンデルヴァー砕けたオベリスク(5) - ゼフの日誌

D&D 梅しゃんDM「ファンデルヴァー砕けたオベリスク」第5回セッション、ゼフ視点のリプレイです。D&D公式シナリオ「Phandelver and Below: The Shattered Obelisk」のネタバレを含む可能性があります。ご注意ください。

ファンダリンの諸問題

グンドレンを救い出して一息つく。我々はファンダリンの問題を順に片づけよう。

バンシーの住処

シスターの依頼でバンシーに会いに行く。ある呪文書の行方を調べてほしいとのこと。バンシーの住処はドーム状のツリーハウス。おそろしい幽霊じゃが家の趣味はなかなか悪くない。ばあさんと暮らした大木の家を思い出して懐かしくなる。ポトンがおっかなびっくり銀のくしを見せる。呪文書はツェルノスという死霊術師が持っていると教えてくれる。

オールド・アウル・ウェル

アンデッドが出没するというオールド・アウル・ウェルへ。ハムン・コストと名乗る人物が大量のゾンビとともに現れる。刺青からサーイのレッド・ウィザードだと判る。ポトンやハリオンは死霊術師を毛嫌いしている。挑みかからんとするもバーラシュになだめられている。これだけのゾンビを操る死霊術の使い手。今の我々には荷が重い。

南のオークを退治したら早めに退去できるらしい。南のワイバーンのとまり岩のことだろう。もともと別の依頼でそこのオークは討伐する予定だ。引き受けてその場を去る。

ワイバーンのとまり岩

そのまま南へ。ワイバーンのとまり岩。オーク達は洞窟を根城にしているらしい。グレンとハリオンが素晴らしい弓の腕前を披露して見張りを始末する。洞窟の中にはオークの集団とオーガ。入り口付近にしかけたウェブで絡めとろうとするも遠距離戦に。オークの首領が賢く苦戦する。

オークが投げたジャベリンをハリオンが受け止め、そのまま目の前の敵に突きさす大立ち回り。わしも若い頃はあれくらい動けたもんじゃ。ほいっ、はっ、あっ腰が……!

ポトンがホールド・パースンを唱え始める。今朝の予見に従い、ポーチに捕らえていた羽虫をそっと放つ。オークの首領は顔の前を飛び回る羽虫をはたき落そうとして自分の顔をぴしゃりと叩いてしまう。その瞬間、ホールド・パースンが展開され油断した首領を確実に拘束する。上手くいったぞ。ポトンにウインクして見せるが気づいてもらえない。わしの顔、ほとんど見えてないからのう……。

オーク達を殲滅する。洞窟の壁にゴブリンの壁画。頭蓋骨から水晶が出ているゴブリン。何者なのか。

オークを退治したと死霊術師に報告。調査が終わったらすぐに立ち去ることを約束してくれた。案外話の分かる人物なのだろうか。報酬として意外な額の金貨を渡され、グレイはほくほく顔だ。ポトンとハリオンは渋い顔をしておるが現金の魔力でその場は収まる。現金と暴力、底知れぬ魔力を持つものよ。

ファンダリンに戻りシスターや村長に依頼の結果を報告する。シスターに呪文書の行方を追跡して欲しいと言われるかと思ったが、ひとまず満足したようだ。呪文書を見つけたら中身を写したかったがその機会はないらしい。ちょいと残念。受け取った報酬を使い皆の装備を整える。

波音の洞窟

いざ波音の洞窟へ。入り口付近でドワーフの亡骸と対面する。グンドレンの弟タルデンのようだ。ブーツから魔力を感じる。移動速度を向上させるブーツらしい。ポトンは足が5ミリ長くなるブーツだと喜んで脱がせている。ドワーフ達に人気のアイテムなのだろうか。

崖下にロープが垂れ下がっている。黒蜘蛛は降りて行ったらしい。我々も崖下に降りる。ゴブリンの死体が1体。緑色のあざのようなものが見える。妙に頭が長い。これが以前聞いた頭の長いゴブリンなのだろうか。病気なのか魔法によるものなのか。感染などしないとよいのじゃが。丹念に調査したい気もするが先を急ぐ。

床に多数の骸骨が散乱している。嫌な予感がする。スケルトンの類ではないか。不用意に近づいて急襲されるとまずい。スリングを撃ちこみ動きがないか試してもらう。ただの骸骨のようだ。全員が下に気を取られている隙に天井からの奇襲。スタージの集団に不意を討たれてしまう。

大量のスタージに吸血されバーラシュは真っ青な顔をしている。たぶん。ドラゴンボーンの顔色はよく分からん。ポトンの曙光で一掃して難を逃れる。頼れる男ポトンの赤ら顔が輝いて見える。

入り口まで戻り小休憩をとる。どうも調子がよくない。占術師にあるまじき油断ぶりを見せてしまった。面目ない。もっと注意深く進まんとな。

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