会社で、ビジネスで、成果が上がる目標設定の重要な考え方
今日は目標を設定するときの重要な考え方についてお伝えしたいと思います。
皆さんも目標設定が重要だということは、よく聞いているでしょうし、実際に目標を立てている方も多いと思います。
では、目標を設定するときには、何が重要なのでしょうか。
まず一つ目の重要なポイントは、
「目標は何のために決めるのか」ということです。
目標を決める理由は、「より行動できるようにするため」です。
つまり自分が行動しようとした時に、目標があれば、どこに向かって進めて良いかがわかりやすくなりますから、行動がしやすくなります。
何かを進めていくと、「どっちに行ったらいいのかな」と迷いそうになる時もあると思いますが、目標があれば、その目標に向かって進めば良いわけです。
つまり目標は、行動しやすくするためにあるのです。
ですので、当たり前の事ですが、目標を決めることに時間が取られてしまって、行動ができなかったとしたら、これは本末転倒です。
結構多いんですよね、目標を決めるために、目標の設定方法を学んで、時間をかけて目標を決めて、とやっているうちに、目標を決めることに疲れちゃって行動ができないというパターンです。
これって全然意味がありません。
全てのビジネス・仕事においては、行動することが当然重要です。
どんなことでも、行動しない限りは成果には繋がりません。
ですから、あらゆることは「行動しやすくするため」という観点で考えていくことが重要ですね。
「目標」もあくまでそのための、つまり行動しやすくするための一つの方です。
このように、「行動をするために目標を作るんだよ」いうことをぜひ意識してください。
目標を作ることに一生懸命になって、行動する時間なくなってしまったら本末転倒ですから、目標を作ることに時間をかける必要はありません。
行動しやすくなればいいわけですから、時間をかけずに目標を決めることがまず重要だ、ということですね。
もう一つのポイントは、目標にとらわれすぎないということです。
きちんと将来を明確にして、そこに向かって進んでいきましょう
なんて言われたりしますが、多くの人はこの目標に囚われてしまって、ひたすら目標に向かって進もうとするわけです。
でも、今考えた目標が正しいかどうかって、当然わからないですよね。
行動するうちに、
「やっぱりこっちに行った方がいいかなぁ」
と思うようになります。
行動することで、情報量が増えれば増えるほど、目標も変わってくるわけですよね。
でも、目標を決めたことに囚われすぎて、「絶対ここに向かっていくんだ」となってしまうと、新しい選択肢が出てきた時に、その選択肢が目に入らなくなってしまう可能性があります。
もしかすると、途中で出てきた選択肢をとったほうが、もっとビジネスや人生がうまくいったかもしれないのに、
「目標」ありきで進んでしまうと、その選択肢が目に入らないとか、その選択肢は選ばないってことになってしまいます。
ですから、確かに目標は達成できたかもしれないですが、もしかすると、他の選択肢を選べば、もっと良いことがあったかもしれないですよね。
ですから、目標に囚われすぎてしまうとうまくいかなくなってしまうのです。
常に臨機応変に「もしかしたらこっちの方選択肢が良さそう」だと思ったらそちらを選べば良いわけです。
そこで目標が変わってしまうことは、全く気にする必要がありません。
さらにいうと、目標を決める必要もありません。
行動する中で、自分が「これがいいな、面白そうだ」と思ったことを選んでいった方がうまくいくようになります。
先ほどお伝えしたように、目標があった方が進む方向が見えやすくなり、行動がしやすくなるので、目標を作っていただくのは良いと思うんですが、目標に囚われ過ぎる必要は全くありません。
自分が行動する中で、「こっちの方が面白いな」「これやってみたい」「目標とは方向が違うけど、これをやってみよう」と思ったことをやっていった方が、人生やビジネスも面白くなりますし、よりうまくいくことも多くなるのです。
さっきも言ったように、今決めた目標が正しいかどうかなんて、今持っている情報ではわかりません。
でも、行動すればするほど情報量が増えていくわけですから、もっと最適な選択肢や目標が見つかるようになるのです。
ということで今日は「目標に対する重要な考え方」を2つお伝え致しました
ぜひ、参考にして頂いて、皆さんのビジネスがよりうまくいくための目標を決めていただくといいのではないかなと思います。
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