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入院初日

昨日から様々な申込書や必要な品の購入を済ませ、荷物をボストンバッグに詰める。2週間近くの入院は初めてなので、感触がつかめないまま、病院なのでなければ購入できるだろうと見極めて終わりとする。
やはり、入院前日は退院後にどれだけ仕事ができるかわからず、かなり先までの作業までも片付けたため、予想より時間がかかりプールには行けずじまい。手術後はどれだけの期間、尿漏れするのか全くわからないので次に泳げるのはいつになるやら。

朝8:30前に家人と家を出る。東海道線のホームで病院からの連絡を受ける。個室が埋まっているので特室になるとのこと。はい、了解いたしました。
荷物が多いので横浜駅からはタクシーで病院に向かう。病院併設のドトールで普段は口にしない豆乳ラテなど少しでも腹持ちしそうなドリンクを頼む。
手続きを済ませて6階の病棟へ。ボディソープやシャンプーなどを浴室に、着替えを棚にしまって病院着を身に付けると俄然入院患者らしくなったような気がする。
体温と血圧測定、採血を終えて今日の昼過ぎから下剤を使います、と説明を受けると困った事に既に空腹を覚え始めた。

13時から口腔外科へ。手術前のクリーニングを行い、へそのゴマを取ってもらいつつ渡された下剤の量は2リットル。2時間かけて飲むよう指示を受ける。味は、水で薄めたポカリに塩ぶっこんだような...さらに明日の朝には浣腸も控えており、手術前は当たり前だが胃腸の中は完全に空にされるのだった。

そして明日個室に空きが出るので移動と伝えられる。手術当日になるのでクローゼットのみ先に特室に入れて荷物を収納しておく事になった。

何故か食欲はなく何度もトイレへ。
スマホはソフトバンクのフリーWifiが辛うじてつながったので少しは通信費の節約になるかも。
読書は二度目となる貫井徳郎の『慟哭』。構成が巧みで描写はタイト、参考になります。

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