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〖親孝行〗これは責務のような、そうでないような。無理やりやることではないけど、やろうと思わないとおざなりになりそうで。

母と出会って38年。

若くして私たちを産んで、ずっと若いお母さんだった。

たくさん怒られた記憶もあるから普通のお母さんなんだけど
背も小さくて、ニコニコしてるし、声も高いし、キャピキャピふざけてたし私の友達からは下の名前で〇〇さんって
呼んでもらえるようなフレンドリーなお母さんだった。

今年60歳。まだまだおばあちゃんとして孫と遊びたい盛りのはずだけど
母は数年前に 治ることがない難病「膠原病」を患ったのだ。

風邪をひくことはあっても、病気するような人ではなかったから
未だに本人もボヤいてるけど
なんでこんな風になっちゃったんだろう、神様はいじわるだって。

私もそう思う。
母が何したって言うんだ?
娘から見ても、がんばってきた方だよ?
ご褒美は?ねぇ神様よ。

母に、膠原病なんだ、って報告してもらった日のことは
なぜだか覚えていない。
6年か7年前のことなんだけど
きっと診断がくだされたときはまだ母も割と元気だったんだ。

今すぐ死ぬって訳じゃないけど、検査入院するって言われたんだよね。
膠原病かもしれないって言われた本人より
悲しんじゃいけないと思って、私の性格だから暗くならないように
話をしていたんだと思う。

それから徐々に食事量も激減して、並行して体力も落ちてきて
仕事を辞めなくてはいけなくなった。
大好きな仕事だったから。
現実を突きつけられたよね。

それから、いろいろいろいろ・・あって
のんびりおひとり様生活をしている。

まだ一人で身の回りのことができている。

けど、これから「介護」の世界に話がうつっていくんだな・・と。

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そういったことをこれから少しずつ
書き残していこうかな。

親が健康なうちは、「親孝行」とは?
孫に合わせておけばハッピーやろ💞くらいに思ってしまうと思うけど
意識して、親に長生きしてほしい気持ちや
助けてと言えない母に寄り添って、出来る限りのことをする、
それが今の私にできる親孝行かな、と思って。
行動できるように。
「難病を患った母が後悔しない人生」を母も私も送れるように!

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