【1/3】 オウンドメディアで社員インタビューをする際に気をつけたい事〜事前準備編〜
オウンドメディアの記事の中で一番ボリュームが出てくるのがインタビュー記事でしょう。
でも、社員インタビュー記事を作る際に、どのような点に注意すれば良いのかって、なかなかわからないですよね。
なので、今回は過去の経験から、インタビュー記事を作成する時の注意点を皆さまに解説していきたいと思います。
*ボリュームのある内容になったので、全3回に分けて紹介していきます
記事作成の流れ
インタビュー記事作成は大まかに、インタビュー前・インタビュー・インタビュー後 の3段階で進みます。
まず、【インタビュー前】ですが、これは事前準備と置き換えることができます。
記事作成において、事前準備はとても重要です。
事前準備さえしっかりとできていればインタビューや執筆作業が格段にラクになる反面、場当たり的に対応するとめちゃくちゃ大変になるので注意してください。
続いて、【インタビュー】ですが、これはインタビュー当日の段取りや、雰囲気作り、質疑応答のやり方などです。
最後の、【インタビュー後】では、執筆作業・画像編集作業・校閲・関係者チェックを行います。
ざっくりとですが、このような流れで進んでいきます。
気になる【インタビュー前(事前準備)】の内容ですが、次のものになります。
1)事前アンケート
2)事前アンケート回収
3)ゴーストライティング
この3つです。 これがしっかりとできていれば、あとは楽勝です。
1)事前アンケート
これはとても重要。ほんと重要です。 このアンケートで重要な部分をしっかりとヒアリングすることができれば、記事構成の大部分を固めることができますし、後工程のゴーストライティング作業もラクになります。
アンケート内容については、一般的な質問をメインに聞きつつ、企業や組織文化に特化した内容を追加していけば良いでしょう。
2)事前アンケート回収
アンケートの回収は、実際のインタビュー予定日の1週間前までには完了しておくようにしておくと良いでしょう。
記事作成に不慣れなうちは、もうちょっと余裕を持って2週間前に回収でも良いかもしれません。
ここで注意したいのは、「アンケートが回収できない状況になってしまった場合」です。
社員インタビューを実施するには、協力してくれる社員への声掛けからアンケート作成、回収、ライティングに撮影など、1ヶ月近く時間がかかります。
声掛け当初は「協力しますよ」と乗り気だった社員も、時間の経過と共に業務状況が変化し、「ごめんなさい、忙しくなったので取材は厳しいです」となり得るかもしれません。
そのような場合を見越して、複数名に同時にアプローチし並行してアンケート協力しておくと良いでしょう。
1人が予定変更になっても、他の人でインタビュー記事作成を進めていればリスクヘッジできますし、予定が変わらず全員分の記事が作成できたとしても、ストック記事にしておけば良いので。
3)ゴーストライティング
アンケートが回収できたら、アンケートの内容を元に対話形式の記事を下書きしていきます。
ここで重要なのが、「ギリギリその人が言いそうなこと」を見定めて文章にしていく事。その人の性格を無視して好き放題書いてしまうと、「すみません、私こんな事言いませんよ」と苦情をもらうことになりますので、注意してください。
また、下書き記事の中には、落書きレベルでも良いので写真のイメージがわかるような絵コンテを入れてあげると良いでしょう。
インタビューをうける社員の多くは、インタビュー慣れしていないですし、どうして良いか分からず不安になると思います。
そのような時に、事前に文章ができていて、絵コンテまで入っていると完成記事のイメージがつきますし、何より安心してインタビュー当日を迎えることができます。インタビュイーの気持ちを察して準備を進めることを心がけてください。
ちなみに、記事の構成や入れるべき画像の枚数などは別の記事で解説しているので、そちらを参考にしてみてください。
まとめ
ここまでの準備が整えば安心してインタビュー当日を迎えることができます。
・インタビュー当日の記事はコチラから
・インタビュー後の記事はコチラから
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