「お金にも感情がある」と考えると、お金の使い方がうまくなるかもというお話。
最近、ひすいこたろうさんの「あなたの人生がつまらないと思うんなら、 それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。」という本を読みました。
本の中で「お金にも心がある。喜ばれると嬉しい」という考え方が紹介されていたんですけれど、この考え方はとてもいいなぁと思いました。
お金を効果的に使えるようになるからです。
お金持ちは使い方が抜群にうまい!
当たり前すぎて忘れがちなんですが、「お金そのもの」に価値はなくて、体験に変えたり、モノに変えたりと、使うことではじめてお金って価値がでるものですよね。
つまり、「どう使うか?」がすごく重要になります。使い方がうまいほどお金の価値を大きく引き上げることができますし、逆に使い方が下手だとほとんど価値を得られません。
「お金に心があったら」という考え方がといいのは、この「使い方」がうまくなると思ったからです。
見方によってはちょっと怖いかもしれませんけど、
「どうやったらもっとお金が喜んでくれるかな?」
「どうすれば『使ってもらってよかった!』と思ってもらえるかな?」
みたいな視点でお金を使えば、そんなに大きく間違えたお金の使い方はしないはず。とくに「浪費」のカテゴリーに当たる「ギャンブル」とか「無駄遣い」はかなり減ると思います。
銀行に貯金してたって仲間 (お金) は増えないので、それなら投資 (投機ではありません) に回してもらえた方が仲間が増えて嬉しいし、必要のないものを買ってすぐに捨てられちゃうぐらいなら、本当に必要なものを買ってもらって、長く大切にしてもらえた方が嬉しい。
「ギャンブル」に使われよりも「体験」に使ってもらうことで、蓄えた経験を未来に活かしてもらえると嬉しい。
自分のことだけじゃなくて、他の人のためにも使ってもらえると嬉しい。よりたくさんの「感謝」が生まれるところで使ってもらえると嬉しい。
自分がお金だったら、こういうふうに感じると思うので、どんな使い方をしてあげたらお金が喜んでくれるかな?っていう視点でお金を使えるとよさそう。
使い方がうまくなればなるほど、結果的にお金は増えていくように気がしました。
たぶん、「お金持ち」ってきっとお金の使い方が抜群にうまいんじゃないかなと思うんですよね。お金に「心」があるなら、自分をうまく使ってる人のところにいきたくなると思います。
仕事とかでいっても、自分のことしか考えてない上司の元で働くよりも、うまく自分を成長させてくれる上司の元で働きたいじゃないですか。
使い方がうまいお金持ちの元にはどんどんお金が集まるし、使い方がうまくない人の元からはお金が離れていくっていうのも、「お金に心がある」という前提なら頷けます。
お金だけじゃなくて時間もおなじかも...
これはお金だけじゃなくて、時間も同じようにいえると思います。
「時間に心があったとしたら、どんなふうに使ってもらえたら嬉しいと思うかな?」という視点で時間を使えると、もっと時間を大切に、有効に使えるようになるはず。
たとえば、ぼくは twitter とか Instagram など、SNSをみている時間って大好きなんですけど、あまりにそこに時間を割きすぎて浪費してしまっていました。時間がもったいなすぎたので「時間術大全」という本をヒントに、iPhone からアプリごと削除。
結果、本を読んだり、他の趣味に使える時間が増えているので、前よりも時間を有効に活用できています。これが「時間が喜ぶ」ってやつですね。
先日お伝えした「レモネードチャンス」の考え方で、「苦しんでる時間」よりも「笑っている時間」を増やすことができれば、さらに「ぼくの時間」は喜んでくれるはずです。
とまぁこんな感じで、「時間やお金に心があるとしたら…」という視点で考えることができるようになると、有効活用できるようになる可能性は上がるんじゃないかなーと思ってます。
ついでにいうと「使い方」をちゃんと考えるようになるので、「思考力」もあがりそうです。
こんなことをいうと「詐欺とか窃盗みたいな犯罪でお金稼いでいる人はどうなの?」とか、「貧困な人がみんなお金の使い方が悪いとは限らない」という意見が出てきそうですが、それも間違ってないと思います。
お金をたくさん持ってる人が正しいとは限らないですし、お金を持っていない人が間違ってるっていうつもりもありません。
少しでもお金や時間をうまく使えるようになるためのメソッド、ぐらいに考えておくのがいいです。
「お金や時間を喜ばせる」ことができるようになると、きっと状況は好転していきます。
お金や時間を使うとき、「どうやったらもっとお金や時間に喜んでもらえるかな?」とワンクッション入れるだけでもだいぶ違うと思うので、よければ試してみてください。
ぼくもそうします。
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